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駄犬のペナルティ ページ10

一方、時は同じくして場所は移り



朔間零の屋敷







「うううう!!がああああああああっ!!!」







晃牙の叫び声が轟く









なぜか彼は今、屋敷の廊下の床掃除をしている



そんな彼の様子を双子は仲慎ましく見守る







「頑張れ〜、大神先輩!」




「あと少しで、ノルマ達成ですよ。ファイト!」




「うるせえ!そんなん言うならおまえらも手伝えよ!!」








声援を送られても逆に不機嫌になる晃牙







いやあ。とゆうたは頬をポリポリとかく




「だって、手伝ったらそれこそペナルティじゃなくなっちゃいますよ」




「そうそう、寧ろラッキーでしたよ。屋敷の壁を壊したのに5時間の廊下の雑巾がけなんて、優しいもんですよ」




「アニキがやらかした時なんか、俺たち一週間屋敷の敷地の草むしりでしたもん。しかも・・・連帯責任だって言って俺まで巻き添えに・・・」









当時のことを思い出したのか顔を青ざめるゆうた



対するひなたも嫌な思い出だったのか苦笑いするだけである







「あの時は本当に悪かったって、ゆうたくん。だからそんな顔しないで」




「誰のせいだと思ってるんだよー」






うんざりとしているゆうたの頭をひなたは優しく撫でる









「くそっ、和みやがって!」







双子の話は聞きながらも器用に雑巾をかけ続ける晃牙









そんな彼に終わりを知らせる声がかかる









「もう終わってよいぞ、わんこ」








いつの間にか晃牙の前には零が笑みを浮かべながら立っていた






「やっと終わりかよ・・・」




「ふむふむ、良いかんじじゃのう。よくやったなわんこ、いいこいいこしてやろう」









晃牙の頭の上に乗った零の手を振りほどく気力すらないのか晃牙は大人しくする

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御霊t(プロフ) - オスカーさん» コメントありがとうございます。参考にさせていただきます。続編は余裕があれば、明日くらいに更新しようかと考えておりますので待っていてください (2017年11月18日 17時) (レス) id: 290a03293f (このIDを非表示/違反報告)
オスカー - 短編集も読んで見たい気持ちですが、私的にはこちらの作品をいつも楽しみに待っているので、短編集はもう少し後にしてほしいです!続編楽しみです! (2017年11月18日 15時) (レス) id: 662403215f (このIDを非表示/違反報告)
御霊t(プロフ) - オスカーさん» コメントありがとうございます。わざわざ別の作品も見てくださり、嬉しいです。確かにせないずは最高ですよね。これからも更新頑張っていくので応援お願いします (2017年11月8日 22時) (レス) id: ab2fec6353 (このIDを非表示/違反報告)
オスカー - お話し(?)中失礼します。最初から読ませていただきました。その手をとって契約をの方も拝見しましたが、どちらもとても面白い作品ですね!私、せないず好きなのでこれからもどちらの更新も楽しみにしてます。 (2017年11月8日 22時) (レス) id: 662403215f (このIDを非表示/違反報告)
御霊t(プロフ) - *神*威*さん» そうだったんだびっくりしたーあの時はありがとうね。すごく励まされたよ( ^ω^ ) (2017年11月8日 20時) (レス) id: 290a03293f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:御霊t | 作成日時:2017年10月3日 21時

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