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魔王の気持ち ページ11

「あ、そういえば・・・聞きましたか朔間さん?王女様のこと」




「ああ、なんでもあの譲ちゃんに婚約者ができたそうじゃな」




「マジかよ・・・」









初耳だったのか晃牙はあんぐりと目を丸くする







零は晃牙を撫でる手を止め、双子に目を向ける








「いつから知ってたんですか?」




「つい昨日聞いた情報じゃよ」




「相変わらず情報回るの早いですね」




「でも、今回の情報は結構大ニュースだから朔間さんが知ってても別に驚かないんじゃない?」









う〜ん、と顔を合わせる双子









「まあ、一応候補者がおったらしくてな、今日顔合わせらしい」




「えっ、もしかして朔間さんもその候補者の一人だったんですか?」









これには双子も驚き晃牙と顔を見合わせる





ゆうたが少し考える素振りをする









「確かに、朔間さんは有力な領主ですし、ありえなくはないけど・・・」




「でも、本当に一国の王女様の婚約者候補にされるなんて・・・」




「ったく、あそこの国の連中は何考えてやがんのか・・・」









愛し子たちの反応を微笑ましく見つめる零









「まあ、今の我輩にはお主らがおるからのう。今のままでよい・・・寧ろ、これ以上の幸せは求めんよ」









慈しみの瞳で見つめられた三人



双子は仲良く満面の笑みを浮かべ



晃牙はふいと目を逸らした









「さて、話はこれくらいにしてそろそろ朝食にするぞい」




「「はーい!!」」




「んじゃ、早く行くぞ」








晃牙を筆頭に四人は廊下を進んでいく









「ふむ、それにしても、なんとタイミングが悪いもんじゃな。嫌な予感がするのう・・・」








零がそう呟いたのを誰も気づかなかった

選ばれた婚約者→←駄犬のペナルティ



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御霊t(プロフ) - オスカーさん» コメントありがとうございます。参考にさせていただきます。続編は余裕があれば、明日くらいに更新しようかと考えておりますので待っていてください (2017年11月18日 17時) (レス) id: 290a03293f (このIDを非表示/違反報告)
オスカー - 短編集も読んで見たい気持ちですが、私的にはこちらの作品をいつも楽しみに待っているので、短編集はもう少し後にしてほしいです!続編楽しみです! (2017年11月18日 15時) (レス) id: 662403215f (このIDを非表示/違反報告)
御霊t(プロフ) - オスカーさん» コメントありがとうございます。わざわざ別の作品も見てくださり、嬉しいです。確かにせないずは最高ですよね。これからも更新頑張っていくので応援お願いします (2017年11月8日 22時) (レス) id: ab2fec6353 (このIDを非表示/違反報告)
オスカー - お話し(?)中失礼します。最初から読ませていただきました。その手をとって契約をの方も拝見しましたが、どちらもとても面白い作品ですね!私、せないず好きなのでこれからもどちらの更新も楽しみにしてます。 (2017年11月8日 22時) (レス) id: 662403215f (このIDを非表示/違反報告)
御霊t(プロフ) - *神*威*さん» そうだったんだびっくりしたーあの時はありがとうね。すごく励まされたよ( ^ω^ ) (2017年11月8日 20時) (レス) id: 290a03293f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:御霊t | 作成日時:2017年10月3日 21時

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