乙女ゲームのはず？ 【wrwrd！】

幼児 有様リクエスト ページ27

今日の元気に逃走劇


「待って！！待ってくださいよ！？」


kr「ごめんね、保健室の先生の頼みなんだ！」


「怪しすぎません！？その薬！！」


クラレ先生が怪しい薬を持って追いかけてきた


絶対にしんぺい神先生が言ってた男子化の薬やん！？


kr「安心して！痛くないから！！」


「そう言う問題ちゃいます！！」


後ろを見ながら走っていると、誰かにぶつかる


すると、クラレ先生も驚いたのか転んで薬が私がぶつかった人に掛かる


ボフンッと音を立てて煙が舞い上がる


「ちょっ、クラレ先生！どうするんですか！？」


kr「えっ、どうしよ」


「何でやねん！！！」


煙が晴れてきて見えたのは



幼児化した、生徒会長メンバーのゾムだった


服ごとちっさくなっていた


くりくりとした目にももちもちの肌


かわいいいいいい


zm「おねぇちゃん誰や？」


そう聞かれて我を取り戻す


どう答えよ


em「あれ？涼さん、どうしましたか？」


後ろから声が掛かる


「エミさん......」


em「えぇ、どうしま.......」


エミさんが話した瞬間、小さいゾムがエミさんに抱きつく


zm「エミさんがでかい！！」


キラキラと目を輝かせながら元気に言う


em「ぇっ？ゾムさん！？」


エミさんは目をぱちくりさせながら叫んだ


原因のクラレ先生はもう逃げてしまった


「てか、どないしよ」


収拾つかへんくなってくるで？


実際エミさんは混乱してるし


「とりま、生徒会室行こうか」


em「えぇ！？」


「ゾム、おいで」


そう言って膝を地面に着けて手を広げると、走って抱きついてくる


zm「何処行くん？」


「ゾムは知ってる人の元へ行くで」


zm「誰や？」


「ふふっ、沢山おるで？」


zm「それは楽しみや！」


「それじゃあ、レッツごー！」


zm「んふふっ！レッツごー！」


「ほらエミさんも」


em「れ、レッツごー」


ゾムを肩車して走っていく


em「走ると怪我しますよ！！」


「エミさんお母さんみたいやなぁ」


zm「そうやな！」


「じゃあ私が父か？」


zm「んふふ、楽しい家族やな！」







em「........涼さんと、か、家族にっ」



エミさんは何かをボソッと言って微笑んでいた

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