乙女ゲームのはず？ 【wrwrd！】

勉強会2 ページ11

取り合えず問題集をやってもらった


ショッピは一年やから教える内容ちゃうねんなぁ


鬱を見ると、少し凡ミスやが目立つ


式あっとるのに答えちゃうとか一番悔しいやつやん


「鬱、此処はこうやからプラスちゃうで」


ut「うわっ！ほんまや、ありがとう」


「鬱は凡ミス目立つからな、見直しとかした方がええで」


ut「今まで見直しなんてやってなかったわぁ」


「式は合っとるからな、答えも合ってたら結構良い点数取れるで？」


ut「ほんまに？頑張るわ！」


「おん、頑張れ！」


何かやる気出してくれたし、良かったなぁ


ショッピを見ると、まぁまぁあっとった


「ショッピ、頭ええんちゃうん？」


syp「一応二位ですけど」


「いや、教える事ないやん！？」


syp「いえ、これとか分からなくて」


「どれどれ、あぁ、これは重なっとる部分を分解して式に代入したらええよ」


syp「......！ありがとうございます」


「いえいえ」


トントンめ、比較的楽な方を押し付けてきたな


なんのために私を呼んだんかわからんやん


syp「トントンさんとは、どんな関係で？」


「ん？あぁ、幼馴染みやねん」


syp「へぇ、だから仲が良いんですね」


こんなモブが仲ええとか、可笑しいよなぁ。分かる


「色々抱え込むから心配やねん、やから一緒におるんやけどな」


syp「おかん......」


「いや、トントンの方がおかんやから。もう素晴らしいほどに」


家事できる男やで？完璧やん


一家に一人欲しいくらいに


ショッピと話してると、ドアが開く


そこにはエミさんとゾムが居た


両手にマックの袋を大量に持って


zm「お昼ご飯にしよ！！沢山買ってきたから！！」


kn「どうせ食害するんやろ！！！」


しょく......？


エミさんは私に気づいたんか、近づいてきた


em「涼さん！」


「やっほ、エミさん」


em「涼さんも来てたんですね。手首は大丈夫ですか？」


「あぁ、あんなんすぐに治るわ」


em「それは良かったです、でも痛んだら言ってくださいね荷物もちでもなんでもしますから」


「そんなんええから！エミさんが無事ならええから」


エミさんは律儀やなぁ


ヒロインの元に行きたい筈やのに私のとこに来て怪我の経過聞くとか


zm「なぁなぁ！はよ食おうや！！」


ゾムがトントンの手に4個ハンバーガーを乗せていた


見ないことにしよう


私はそんなに食えへんからな



私は家で食べよ


トントンの部屋から静かに逃げ出す

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