乙女ゲームのはず？ 【wrwrd！】

高校生活 ページ2

今日は高校二年生に上がる日や


まぁ、始業式やな


二年生になったから髪をショートカットにしてみたけど、変ちゃうかな？


なんて思いながら校長の話を聞く


校長の話は長い


それはもう鉄板だろう


眠気を抑えながら話を聞く


すると、校長の話が終わり生徒会長の話にかわる


女子は少し期待を膨らましていた


私？私は期待なんてしてないよ


当然ながら生徒会長様も、解像度ええですから


gr「生徒会長のグルッペンなんちゃらだ、学年があがり其々の思いがあると思う

その思いを大切に、以上だ」


生徒会長様がそう言うと歓声が沸き上がる


どうやら生徒会長様はある一点を見つめているが


当然ながらその目線の先はヒロインだった


解像度高いからすぐに見つけられる


始業式が終わり、教室に戻る


ちなみに私は2―5だ


教室に戻り、席につく


丁度其処は一番後ろの窓側だった


我ながらいい席に当たったなとおもう


席につき窓の外を見ていると、隣から声がかかる


tn「また同じ組やったなぁ」


こいつはトントン


幼馴染みだ


幼稚園の時から解像度が良かった


tn「てか、髪バッサリいったな」


「邪魔やったからな」


tn「女子が言うことなんか？」


「ええやん」


tn「でも、ショートカットも似合っとるなぁ、イケメンやん」


何で童貞やのに、そう言う事がすぐに言えるんか


モテてる奴はちゃうわぁ


「煩いわ、童貞が。女子にイケメンは誉め言葉ちゃうしな」


tn「ど、童貞ちゃうわ！！」


「煩いなぁ、口塞ぐぞ」


童貞が何を言っとるんや


と思い隣を見ると、トントンは何故か赤面だった


「ん？」


何で赤くなっとるねん


tn「.......涼のそう言うとこ嫌いやわぁ」


急に私の事を嫌いと言い出した


え？泣くけど？ええの？


幼馴染みに嫌いと言われて泣かへん奴おるか？ん？


トントンは顔を手で扇いでいた

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