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「うーん、Aちゃんは運動神経バツグンだから体が鍛えられる職業かな?」


「例えば?」


「なにかの選手とか、あとは...そう、普通じゃない仕事とか!」


なんの地獄だよこれは。


胃が痛いよ...


なんでこうなった


誰かが学生って言うのを待とうと思っていたら


太宰さんが立候補した。


太宰さんのこわーい笑顔を見た瞬間やべっておもって逃げようとしたけど


逃げられなくて、それで...


そう、太宰さんがずーーーーーっとヒヤヒヤするようなことをいってくるのだ。


なんだよもう’’普通じゃない職業’’とか絶対根に持ってんじゃん


このままじゃ埒が明かない。


私の胃の安否に関わる。


ということで早く終わらせるべく口を開いた。


「学生だとは思わないんですか?」


ほら、私制服だし。と掴んでひらひら振って見せる。


「僕ずっと学生だと思ってたんだけど...違う?」


救世主こと敦くん。ありがとう、後で茶漬け奢るから。


心のなかでグッジョブしながら答えた。


「せいかーい!私の前職は学生です!」

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作者名:アイスクリスタル | 作成日時:2023年7月20日 21時

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