【一松愛され】美しい彼。【カラ一】

初めまして【カラ松side】 ページ1

赤塚高校、入学式。

１年Ａ組の教室で。

――俺は彼に恋した。


窓際、一番後ろ。

白いカーテンが風にたなびき、

桜の花びらが舞い込む。


――そこに、彼はいた。



頬杖をついて、本を読む横顔。


透き通るように白い滑らかな肌、


吸い込まれそうな澄んだ紫の瞳、


風に揺れるさらさらの猫っ毛。


長い睫毛に、伏せられた色っぽい目。




何もかもが美しく、目を奪われた。





…どれくらいの時間、彼を見つめていたのだろうか。


とにかく何か声をかけなければ。


カラ｢は、はじめまして！俺は松野カラ松だ！

…君の名前は、なんと言うんだ？｣


美しい彼が、顔を上げる。


目が合って、ドキリとする。
彼がゆっくりと息を吸う音がして、その熟れた果実のような唇が音を紡ぐ。

一｢初めまして。松野一松です｣


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汚い＼(^o^)／
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