Doll＊18 ページ18
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A「…こ、こらレオンくんっ！」
顔の全面を舐められているにも関わらず、呆然としている先輩の元へ駆け寄り、レオンくんを抱き抱える。
A「先輩、大丈夫ですか…！？
……あの、大神先輩？」
膝を折って覗き込んだその顔は、耳まで真っ赤だった。
先輩、こんな表情もできるんだ…。
新たな一面になぜか感心してしまう。
照れている先輩なんて、学園内でも見たことなかったから。
私の中での大神晃牙は、
その名の通り"誇り高き孤高の狼"で、こんな可愛らしい表情をする人じゃなかった。
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A「ふふっ…」
晃牙「あ？！何笑ってんだテメェ〜！」
A「ごめんなさい、可愛くてつい…ふふっ…」
あまりにも可愛い姿に笑ってしまった私を、先輩は真っ赤な顔でジロリと睨みつける。
そんな顔で睨まれても、全く怖くないですよ？
晃牙「はァ？俺様は可愛いものが大嫌いなんだよ！
どうせならカッコイイって言えや！」
A「普段の先輩はカッコイイです。
でも、今さっきは可愛いが勝ちました」
圧勝でしたよ、と言うと、先輩は不機嫌な顔になった。
怒らせた…？しつこかったかな…？
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やりすぎたな、と落ち込んでいた時、先輩が口を開いた。
晃牙「可愛いっつぅけどよ、そういう言葉はどっちかっていうとAみたいなやつに使う……こと、ば…」
独り言のつもりだったのだろうか。
顔を上げた先輩は私と目が合った途端、再び顔を真っ赤に染め上げていった。
晃牙「ちっ、違うぞ？！
お前みたいなガキ、可愛いとか思ってねーからな？！」
A「あ、はい…私もそう思います」
晃牙「てっめぇ卑下してんじゃね〜よ！」
A「えぇっ…どっちですか先輩…」
「うがー！」とか「ぐあー！」とか叫びながら近くのソファや壁を蹴り始めた大神先輩を、私はわけが分からずに見守った。
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.
晃牙「ぜぇっ…はぁっ…」
数分後、やっと落ち着いたらしい先輩は息を整えると私の隣に、少し距離を置いて座りこんだ。
晃牙「…まぁ、なんだ。
吸血鬼ヤローやリッチ〜の趣味は、悪くはねぇと思うけどよ。
俺様はAそのものも、いい………と思うぞ！」
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甘い缶詰(プロフ) - 好きの一言につきる。更新頑張ってください。 (2020年4月8日 0時) (
レス) id: a8efbdff26 (このIDを非表示/違反報告)
夜月 - 追記:注意コメ(？)にて誤字をしてしまい文が可笑しくなってしまいましたが気にしないでいただけると幸いです。(駄文、長文、連投失礼しました) (2019年7月23日 16時) (レス) id: 3bb4ad65c6 (このIDを非表示/違反報告)
夜月 - すみません急にこんなこと書かせてもらって…この作品が好きだから言わせていただきました(決してうんこ姫様(名指し失礼)がこの作品が嫌いだからという意味ではありません)改めて、見るのは2回目くらいにですが相変わらず面白かったです♪また更新される日を待ってます (2019年7月23日 16時) (レス) id: 3bb4ad65c6 (このIDを非表示/違反報告)
夜月 - うんこ姫さん» どう読むかは人それぞれですが流石にそれは酷いと思います。それに、そんなことしなくてもこの作品は面白いでしょうに…推しの作品でそんなこと書かれて不愉快です。他人がそれを見て他人がどう思うかちゃんと考えてからコメントしてください。 (2019年7月23日 15時) (レス) id: 3bb4ad65c6 (このIDを非表示/違反報告)
あぷりこっと＠ぜるだぁり(プロフ) - 椚先生優しい･･･！ (2018年2月21日 13時) (レス) id: 3496ac6a23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴーちぱい。 | 作成日時：2016年3月12日 21時
