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ヒビキ君が苦手なレッドさん。 ページ7

ー次の日ー
レッド「……A……。」

『ん“んぅ……?』
声が聞こえたから、私はしかめっ面をしながら目を開けた。
すぐ前にはレッドさんの顔が。

『!?』
私は体が硬直してしまった。

レッド「A、近い。」

『わわっ、ごめん!』
私は慌ててレッドさんから離れた。

レッド「A、寝ってる間に僕に抱き付いてたんだよ。」

『おっふ……。すみませんでした。』
ベッドに二人で寝てたの忘れてたわwレッドさんの保護者(グリーン)に見られてたら変な事してたって思われる。

レッド「僕としては良かったけど……。」

ポツリとレッドさんが呟いた。

『何か言った?』

レッド「ううん、何も。」

ー朝食後ー
レッド「山頂行ってくる。」

『半袖で!?死ぬよ!?』

レッド「慣れてる。」

『慣れてる慣れてないの問題じゃないよ!ほら、コートとマフラー!』
あれ、コートじゃ寒いかな?ジャンパーの方が良いかな?

レッド「気持ちだけ受け取っておく。」
と言ってレッドさんは出ていってしまった。

『レッドさん大丈夫かなぁ。低体温症にならなきゃ良いんだけど。』

そして私は忘れ物がないか周りを見渡して
『……ハァ……。』
レッドさんがピカチュウの入ったボールを持っていってないのを見て、ため息をつくのであった。

ーその頃レッドはー
ヒビキ「コトネから可愛い人がいると聞いて!レッドさんの彼女さんですか!?」

レッド「別にそんなんじゃないから。」

ヒビキ「あ、目逸らした!もしかして好きな人ですか!?」

レッド「……。」

ヒビキ「レッドさぁん……。何か話して下さいよぉ……。」

レッド「バトルしに来たんじゃないの。」

ヒビキ「ハッ、そうでした!じゃあバトルした後訊きますから!」

レッド「うわ……。行くよ、ピカ……。」

ヒビキ「レッドさん、どうしたんですか?」

レッド「待って、ピカチュウが居ない。」

ヒビキ「え、レッドさんの相棒とも言えるピカチュウが居ないなんて!」

『レッドさーん!』
私は大声でレッドさんを呼んだ。

レッド「A……!」
遠くで焦っている様なレッドさんが見えた。

『レッドさん、ピカチュウ忘れてますよ。』

レッド「ありがと。」

ヒビキ「貴方がAさんですね!」
ヒビキ君と思われる子が私の手を握ってきた。

『うん、そうだけど……。』

ヒビキ「僕、ヒビキって言います!コトネの友達です!」
弾ける様な笑顔でそう言った。

か、可愛い……。

焦ったレッドさん。→←コトネちゃんに取られたくないレッドさん。



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れみぃ(プロフ) - ユメミさん» コメントありがとうございます!レッドさんが可愛いと思ってもらえれば幸いです。 (2017年9月5日 6時) (レス) id: 043c29065c (このIDを非表示/違反報告)
ユメミ - 早く更新お願いします、1話から見返したらレッドさんが萌え萌えです (2017年9月5日 1時) (レス) id: d9c136a6c5 (このIDを非表示/違反報告)
れみぃ(プロフ) - 玲美さん» アネキー!ありがとうございます!俺、更新頑張るっス! (2017年8月22日 16時) (レス) id: 043c29065c (このIDを非表示/違反報告)
玲美(プロフ) - 面白いな!更新、頑張れよ! (2017年8月22日 15時) (レス) id: 94d50e8693 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ - ありがとうございます!楽しみにしてますね! (2017年7月2日 8時) (レス) id: 27a996e2b0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:†松野家に生まれし次男の弟† | 作成日時:2017年6月25日 13時

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