ケンホロウと私その2+α。 ページ44
『すんごい今更なんだけど、ケンホロウって名前欲しい？』
＜名前、ですか？既にケンホロウとありますが……。＞
『そーいうんじゃなくてさー、固有名詞。ケンホロウって1つの括りじゃん？』
＜そうですね……。マスターの呼びたいように呼んで下さい。＞
『希望は無いの？』
＜マスターなら、私が沢山の仲間の中に居ても、探せるでしょう？＞
と、ケンホロウは挑戦的な目で私を見てきた。
『問い掛けてるっていうより君の場合は見つけろって命令してるみたいだよね。』
＜マスターを信頼してるからですよ。信頼してなかったらこんな事言ってません。マスターは頭が弱いのですね。＞
『クッソ腹立つ……。レッドさんに……。』
＜？＞
『渡そうと思ったけど、よく考えたら君がダイケンキ以外の仲間で一番最初に捕まえた子だからね。』
勿論ゲームで。
＜……知っていますか？＞
『何が？』
＜……わ……人間の体の中で一番筋肉があるのって舌なんですよ？＞
『どうでもいいよ！？』
私がそう言うと、ケンホロウは目を伏せた。
さっき『わ』って言ったよね。別な事言いたかったよね絶対。
＜そろそろ、ボールに戻して下さい。子供の気配を感じます。＞
『子供……ああ、レッドさんね。じゃあ戻って。しっかり休んでね。』
＜はい。マスターも決して無茶だけはしないように。＞
私がモンスターボールへケンホロウをしまってから、数秒後にレッドさんがデオキシスを連れて戻ってきた。
レッド「A！でおきしすがさっき僕を持ち上げてくれたんだよ！」
レッドさんは頬を赤くさせながら興奮まじりに話し掛けてきた。
＜レベルが上がったおかげで小僧を持ち上げる事が出来たぞ。＞
デッちゃんがふんすと鼻息の音がしそうな顔で私を見てきた。
『凄いね。』
＜スピードタイプの私でもだぞ。レベルがここまで上がったのは主のおかげだ。ありがとう。＞
『お、おう……。』
面と面で言われるのは正直照れる。ハズいwww
＜疲れた……。小僧は体力があり余っているのか……。＞
そう言って私の方に倒れこんできた。
『うおっ。レッドさん、寝ちゃった。』
レッド「そっか……。じゃあ僕も寝ようかな。」
『カントーに着くまで時間があるしね。デオキシス戻って。』
私はマスターボールへと戻した。
あ、デオキシスは姉ちゃんからもらった子だよ。
もらった時は、いつ手持ちに入れれば良いの！？って思ってたけど、普通にメインメンバーなんだよね。
可愛いですデオキシス。
番外編〜作者「待って今日ハロウィンだわ。」前編。→←ケンホロウと私。
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れみぃ(プロフ) - ユメミさん» コメントありがとうございます！レッドさんが可愛いと思ってもらえれば幸いです。 (2017年9月5日 6時) (
レス) id: 043c29065c (このIDを非表示/違反報告)
ユメミ - 早く更新お願いします、1話から見返したらレッドさんが萌え萌えです (2017年9月5日 1時) (レス) id: d9c136a6c5 (このIDを非表示/違反報告)
れみぃ(プロフ) - 玲美さん» アネキー！ありがとうございます！俺、更新頑張るっス！ (2017年8月22日 16時) (レス) id: 043c29065c (このIDを非表示/違反報告)
玲美(プロフ) - 面白いな！更新、頑張れよ！ (2017年8月22日 15時) (レス) id: 94d50e8693 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ - ありがとうございます！楽しみにしてますね！ (2017年7月2日 8時) (レス) id: 27a996e2b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：†松野家に生まれし次男の弟† | 作成日時：2017年6月25日 13時
