意外とウブだったカルム君。 ページ34
コトネ「どうしたのヒビキ!?……ふぉっ、ありがとうございます!(鼻血)」
『鼻血拭こ?それと、さっき一緒に風呂入ったよね?』
コトネ「ソレはソレ、コレはコレですよ。カルムー、ちょっと来てー。」
カルム「何ー?」
カーテンを開ける。
コトネ「何の躊躇いもなく開けたわね……。」
カルム「だってA服着てるでしょ?」
『着てないけど。』
カルム「え。………ゴメン!////」
カルムは脱衣所のカーテンを素早く閉めた。
『ちょっ、行かないで。ヒビキ君運んでー。』
カルム「じゃあ先に何か着てくれない……?」
『うん。』
コトネ「Aさんさっき私に何を言おうとしてたんですか?」
『バスタオル渡してないと思って。てか私がドア開けたらもう服着てるって、可笑しくない!?』
コトネ「そうですかねえ?」
カルム「開けて、良い?」
コトネ「良いよー。」
私が着替えている時、ヒビキ君は目を覚まさなかった。
カルムはまだ赤い顔をしながら、脱衣所へ入ってきた。
そして、ヒビキ君を抱えた。
……嘘でしょ!?カルムが、カルムが女の子の憧れ、お姫様抱っこをしているだとぅ!?
コトネ「ー……。」
『何か言った?コトネちゃん。』
コトネ「いえっ、何も!?お姫様抱っこなら、私も出来ますよ!」
『流石に私を抱えるのは無理でしょ。』
コトネ「余裕ですよ。」
そう言ってコトネちゃんは私を抱えた。
『おお!?』
コトネ「私、80kgまでの物なら片手で持てますから。」
すんごい発言したよ?しかも“片手”で?“80kg”?
末恐ろしいわ……。
カルム「次俺が風呂入って良い?」
コトネ「どーぞー。」
『良いよ、ゆっくり入ってきなよ。』
カルム「お言葉に甘えて。あ、ヒビキが起きたらどうするの?」
コトネ「どうするって?」
カルム「そのまま寝かせるか、ご飯食べさせてから寝かせるか。」
コトネ「ヒビキに任せるわ。」
『ルームサービス何食べたい?』
コトネ「何でも食べますよ、私。」
『んー、多い方が良い?少ない方が良い?』
コトネ「多くお願いします!」
『すみません。ーはい、以上です。沢山ですが、お願いしますね。』
コトネ「Aさんも結構食べるんですね。」
『コトネちゃん程ではないと思うけど。ルームサービスまであるって、正にホテルだね。ポケモンセンターじゃないみたい。』
ポケセン凄い!
マジで目を覚まさないヒビキ君。→←テンションの起伏が凄いコトネちゃん。
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れみぃ(プロフ) - ユメミさん» コメントありがとうございます!レッドさんが可愛いと思ってもらえれば幸いです。 (2017年9月5日 6時) (レス) id: 043c29065c (このIDを非表示/違反報告)
ユメミ - 早く更新お願いします、1話から見返したらレッドさんが萌え萌えです (2017年9月5日 1時) (レス) id: d9c136a6c5 (このIDを非表示/違反報告)
れみぃ(プロフ) - 玲美さん» アネキー!ありがとうございます!俺、更新頑張るっス! (2017年8月22日 16時) (レス) id: 043c29065c (このIDを非表示/違反報告)
玲美(プロフ) - 面白いな!更新、頑張れよ! (2017年8月22日 15時) (レス) id: 94d50e8693 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ - ありがとうございます!楽しみにしてますね! (2017年7月2日 8時) (レス) id: 27a996e2b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:†松野家に生まれし次男の弟† | 作成日時:2017年6月25日 13時