【ポケモン】レッド「ねぇ。」『ん？』レッド「此方見てよ。」

感覚が正しいリーフさん。 ページ23

『カントーって暖かくない？』
私の一言に、リーフが目を見張った。

リーフ「アンタ、感覚神経可笑しいわよ。」

レッド「シロガネやまと比べると此処は暖かい。」

リーフ「アンタらと居ると私まで感覚が可笑しくなりそうなんだけど。」

『リーフは寒いの？』

リーフ「そりゃそうよ！今冬真っ只中、雪降ってるのよ。」

レッド「リーフは寒がり、だね。」

リーフ「私が場違いなの、コレ。」

『ということで、シンオウ行くよ！』

リーフ「はぁ！？はぁぁぁぁ！？」

レッド「賛成。別の地方のポケモン、見たい。」
レッドさんはピカチュウを抱き締めて言った。ピカチュウは驚いたのか、ほうでんをした。

『レッドさん焦げてる。』

レッド「……ゲットしたての時は、よくやられた。」

リーフ「中々なつかなかったもんね。で、A。いつ行くのよ？」

『え、明日。』

リーフ「こりゃまた唐突な……。」

レッド「準備するね。」

『レッドさん今にもリザードンで飛んで行きそうだね。』
レッドさんは私の方を見て、駄目かと訊くような顔をしていた。

いや、可愛いけども、流石にリザードンが可哀想。

呆れた表情だったリーフも、準備をし始めた。

『リーフ、楽しみなんじゃないの？』
私はそんなリーフをつつきながら言った。

リーフ「初めて行く地方だからね。楽しみって言ったら、楽しみよ。」

『素直じゃないなぁ。』

ー次の日ー
『手持ちの子OK？チケット持った？』

レッド「A、あといいよ。同じこと何回も訊きすぎ。」

『用心に越したことはないよ。』

リーフ「飛行機に遅れるわよ。」
リーフが壁時計を見ながら言った。

『よし、鍵の戸締まりオーケー、書き置きオーケー。』

「「『それじゃあシンオウ地方まで、レッツ&ゴー！』」」

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