【ポケモン】レッド「ねぇ。」『ん？』レッド「此方見てよ。」

常識人のヒビキ君。 ページ13

グリーン「カゴ持てるか？」

『力あるよ？女扱いはリーフにしてあげな。』

ヒビキ「Aさんイケメン……！」

『褒めても何も出ないよ〜。』

グリーン「お前勘違いしてないか？」

『何が？』
私は手に人参を取りながらグリーンを見ずに言った。

グリーン「俺は別にリーフの事好きじゃねえよ。幼馴染みを好きになれるか。」

『幼馴染みk「前も聞いたぞソレ。」覚えてたか。』

ヒビキ「僕幼馴染婚っていう言葉嫌いです。」
ヒビキ君が難しい顔をして呟いた。

『なぜ、どうして？ガオガ●ブー！』

「「は？」」
2人で怪訝な顔をして言った。

『ごめんなさい、忘れて下さい。』

グリーン「何で嫌いなんだ？」

ヒビキ「だって、幼馴染み同士が結婚することが決められてるみたいじゃないですか。」

ヒビコトが嫌なのかー。じゃあワタコト派なの？それともワタヒb(強制終了)

私は頭の中に良くない妄想を浮かべては消して、浮かべては消してを繰り返していた。

すまん、ヒビキ君。
ワタルさんイケメンだよね。すっごい好み。カイリュー馬鹿みたいに強かったけど。

グリーン「おい、何処に行ってる。」
グリーンに呼び戻された。

『ごめん、トリップしてたわ。』

ヒビキ「野菜は充分ですね。次はお肉コーナーに行きましょう！」

ヒビキ君は私の腕をくい、と引っ張って、歩き出した。

グリーン「俺に持てって言うことか、分かったよ。」

グリーンがそう言ったから、私はグリーンにカゴを預けて、精肉コーナーへと向かった。

『リーフは何でも良いって言ってたけど、何にしよっか。』

ヒビキ「鶏肉大好きです。コトネもです。」

『他のに比べてヘルシーだね。』

会話をしていると、グリーンがいきなり私とヒビキ君の間に顔を出した。

グリーン「肉の話か？」

『(ひゅっ！)』
待って、心臓止まるからそういうの止めて。いじめだよぉ！

ヒビキ「わっ。グリーンさん、驚かさないで下さいよ。」

グリーン「そう言ってる割には、驚いた時に声が出てないぞ。」

ヒビキ「公共の場ですから。」

ヒビキ君は常識がある子だった。リメイク前のゴールドという例があるからなぁ……。

グリーン「俺は牛肉が良いな。」

『そこで話戻すの！？』

グリーン「あの双子もそうだぞ。Aは何が好きだ？」

『恥ずかしいから言えませんね。』

グリーン「恥ずかしい要素あったか！？」

『乙女に訊かないでね。』

中身もイケメングリーンさん。→←毒舌炸裂リーフさん。

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