プロデューサーの幼児化 ページ24
大事件である。
某赤髪の魔術師のご都合薬によりAが幼児化してしまった。
回想終了。
「えー！かわいい！
やっぱり小さい子ってキラキラしてるね！」
そう言って明星スバルは小さくなったAを抱き上げる。
頬を擦り寄せてみるとAもキャイキャイはしゃぎだした。
この様子だとAの記憶は幼児止まりらしい。
「でもどうするんだ？
俺達は子育て経験なんてないぞ。
あとこれはいつ戻るんだ？」
「戻るのハ、多分明日」
「とりあえずAのクラスの連中のところに事情説明しに行くか」
それから三人はAを連れて２年Ｂ組のもとへ向かった。
ちょうど他の生徒も登校してくる時間帯のようで、クラスの人もいるようだ。
「失礼するぞ」
そう言って先導を切り、氷鷹北斗が教室へ入っていった。
「おー、お前ら早いな！
感心、感心。
ってもスバルは朝練であったけど……な……」
最初に声をかけてきたのは衣更真緒だ。
顔見知りに会うなり気さくに手をひらひらと振っていたが、北斗が近づいてくるに連れどんどん口角が引きつっている。
え？北斗が幼女をかかえて？
え？子供……？あいついつのま……え？
混乱している間に、北斗はおぉ、衣更か。と何食わぬ顔で近づいてくる。
「えと……おめでとう？」
真緒が絞り出した言葉はこれだけだった。
「……ふむ、よく分からんがありがとうと言っておこう」
今日はなにかの記念日だったか……？
そう思いながらも北斗はどうやら受け流したようだ。
勘違いは加速する。
「えと……な、名前は？」
「……？あぁ、Aだ」
「いやまって北斗さん！？
さ、流石にそれはまずいんじゃ……」
「と、言われても俺がつけた名前ではないからな」
「え、あ……いっしょに決めたんじゃないのか?」
「一緒に……？でも俺はその場に立ち会っていなかったしな……。
流石に年齢的にも無理があるぞ。」
「あ、タイミングが悪かったのか……？
というか年齢……？
てかお前これからってときにそんな大丈夫なのか！？」
「明日にはもう大丈夫らしい。
今日限りになるだろうな」
「え、育児放棄……？」
スバルと夏目は腹を抱えて笑っていた。
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結葉(プロフ) - 更新待ってます‼ (2023年3月4日 10時) (
レス) @page30 id: d9ce17d90a (このIDを非表示/違反報告)
時間一日（ときまいちじつ）(プロフ) - れいありすさん» コメントありがとうございます！思ったことを言葉に表すの難しいですよね。それでも伝えようとしていただけただけで本当に嬉しいですし、ありがたい気持ちでいっぱいです。不定期更新ですが完結は必ずしますのでゆっくりとお楽しみいただけると幸いです。 (2020年4月27日 11時) (レス) id: 4c0ef34530 (このIDを非表示/違反報告)
れいありす(プロフ) - この物語とても面白いです!言葉では表せない位何て言うか...面白くて大好きです!更新頑張ってください!応援しています！ (2020年4月27日 8時) (レス) id: 897e8a62fb (このIDを非表示/違反報告)
Music(プロフ) - リクエスト書いてくださりありがとうございました (2019年11月30日 10時) (レス) id: ac04f81fab (このIDを非表示/違反報告)
矢澤こゆき(プロフ) - 時間一日（ときまいちじつ）さん» 作者さんの更新が速すぎて驚きました｡投稿ありがとうございます!! (2019年11月24日 19時) (レス) id: 9da7dff2c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時間 一日（ときま いちじつ） | 作成日時：2019年10月13日 16時
