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アクマタイズされた彼女を追いかけると、彼女は公園の入り口にいてシャノワールと良いとは言えない雰囲気で話していた
2人に駆け寄ろうとすれば、彼女は持っていた傘を彼に向けて開き、強風を吹かせると彼を吹っ飛ばしてしまう
太ももにまきつけたリボンと、吹いている強風を使って彼の飛ばされた方へと向かう
シャノワールは、うつぶせのまま地面に伏せていて、その表情は不貞腐れているように目を細めていた。
同時に到着したレディバグと一緒に、彼に歩み寄る
「猫って着地は得意じゃなかった？」
「それともあなたは特殊なのかしらね」
伏せたままの彼へ手を差し出して立ち上がらせる。立ち上がった彼は体に着いた砂埃を手で払った
「ありがとユンヌフィーユ。でも一人で平気」
そういって、差し出したまま握られていた手にキスをするシャノワールの顔を手で放した
「そう。でもあなたに付き合ってる暇はないわシャノワール」
「そうね。もう行かなきゃ」
レディバグがそう言って空を見上げると、私たちの前にアクマタイズされたストーミンウェザーがこちらを睨みつけながらニヒルに笑う
「この後は強風で雷が落ちるでしょう。今すぐに！！」
そういって、傘の先を空へと向けると先端から光のようなものを放ち、空の天候を変えてしまう
ゴロゴロと怪しげな音を立てて光ったかと思えば、雷が一直線に私たち目がけて落ちてこようとする。2人の肩を掴み、転がるようによけると、先程までいた場所の地面は黒く焦げていた
コロコロと転がり、止まった時には仰向けのレディバグの上に私がうつ伏せで倒れこむように伏せて、その上からシャノワールが四つん這いになってこちらを見下ろしていた
「……シャノワール。退いてちょうだい。レディバグに負担がかかるわ」
いつまでも退こうとせず、こちらをじっと見つめ続ける彼にしびれを切らしてそう言うと、彼はいつもの様におどけたような笑みを浮かべてしぶしぶ退いてくれた
起き上がってレディバグの手を引いて立ち上がらせ、ストーミンウェザーの方を見ると、彼女は距離を置くように宙に浮かび上がりこちらの様子を伺っていた
「よし！にゃんこ遊び大会開幕だ！」
考えもなしに走り出すシャノワールは、彼女が凍らせた地面と強風によって押されてしまう。
かく言う私とレディバグも風で後ろへ飛ばされて、各自のヨーヨーやリボンを街頭の柱に巻きつけて何とか飛ばされない様に持ちこたえた
続く (更新停止中)
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ミント - レディバグがレディボブになっていますよ｡ (2023年4月22日 15時) (
レス) id: 55e7b9ecf1 (このIDを非表示/違反報告)
ReeeeI(プロフ) - はじめまして！正直、夢小説をこの作品で初めて読みました。単純に面白かったです！これからも頑張ってください！ (2020年2月11日 23時) (レス) id: 8da02609f0 (このIDを非表示/違反報告)
塩キャラメルアップルパイ(プロフ) - はじめの見出し？レディボブになってますよ！ (2020年1月5日 12時) (レス) id: a258be9ed2 (このIDを非表示/違反報告)
花音 - 初めまして♪
ﾐﾗｷｭﾗｽの小説が読めてとても嬉しいです(≧∇≦)
続きがとても気になります(>_<)
此れからも応援してます（＾◇＾） (2020年1月1日 11時) (携帯から) (レス) id: c2a24ddc02 (このIDを非表示/違反報告)
ネオ - 更新してください！お願いします！！ (2019年9月14日 9時) (レス) id: 3729444184 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜月 | 作成日時：2018年11月3日 20時
