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友達3 ページ4

あの後隣だった女に話しかけられたりしたけど僕のいらいらは収まらなかった。

「ねえねえ!」

僕の事情も知らずにAは後ろから声を掛けてきた。

「あ?」

「え、何そんな怒ってんの笑
隣の男の子かっこいいんだけど!」

「は?...なに、好きになっちゃったの?」

「いやそんなんじゃないよ笑笑
普通にかっこいいって話!」

「へぇー。」

「...大丈夫?なんか、元気ない。」

誰のせいだと思ってんの。

「なんにもない、大丈夫。」

「ころん変。」

「うるせっ」

僕だけを、見てればいいのに。





そう思ってバッグについているお揃いのやぎのキーホルダーを見つめた。

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作者名:ミルクチョコ | 作成日時:2019年8月23日 17時

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