五色柱庵のお悩み相談所 (ページ4)

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癒葵様ページ4

癒葵様- 僕は、自分がわかりません。友達と話しているとき、部活のときなど、その場面によって「僕」がどんどん増えていって、最終的に「僕って何だろう」と思ってしまいます。自分について考えて、わからなくなって、また考えての繰り返しです。僕はどうしたらいいんですか？

簡潔に言うと、「癒葵様は癒葵様」ただそれだけなのだと思います。

ですが、癒葵様はご自身の二面性、三面性に嫌悪感を抱いている状態だと言えるでしょう。

それはあなたの知らないところで勝手に生まれてしまった、恐ろしい未知のもの。
表面意識上ではそんな認識かもしれません。

あなたの場合、それは全く気にしなくて良い類でしょう。

正直に申しますと、あなたの魂年齢はかなり高く、経験を積んでいると言えるでしょう。
しかし、それが故に肉体年齢とのギャップが仇となっているのです。

高い精神年齢が身体に引っ張られてしまい、自身の未知なる部分に不安を抱える。

数多くの魂の知識と現状の不明瞭さの差が、あなたを思考の渦に落とす原因となっているのです。

癒葵様、何も心配なさることはありません。
あなたは他人の気持ちが分かる方です。

だからこそ、相手に添って自分の表現方法を変えることが出来るのです。
優しく、真面目な方だからこそ、「偽りの自分」を恐れてしまいがちです。

そんな癒葵様は、もう少しご自身の心の声を聞いてみてください。
無茶はしていませんか？
相手の事ばかりを優先していませんか？

優し過ぎるあなたは、

併せ持った柔軟性

高い魂年齢

成長途中の肉体

によって自分が増えるような錯覚をしてしまいます。

ですが、このギャップは年を重ねるごとに薄くなっていきます。

自身の声を出しながらも相手を気遣えるそんなあなたの優しさに愛を込めて五色柱庵大己貴