鏡花水月様へ ページ3
鏡花水月様- 私は周りの人とはあまり仲が良いとは思えないと思っています。なぜなら、話す話題も無いし、あったとしてもその話についていけない。本性を出せる人もあまりいないから、孤独だと感じています。このままだと社会に出た時上手く人と関われないような気がして怖いです。
本性とは、「本性を出せない自分」をも指すと大己貴は思っております。
ですが、鏡花水月様は「素で」本当の友人が欲しいのではないでしょうか。
「素」、それは裸で外を歩くくらい恐ろしいことかもしれません。
今まで、投げられた石から守ってくれた鎧を脱ぐことは不安でしょう。
もしも素を出して、何か言われたら?
そんな気持ちもあることでしょう。
でも、絶対に大丈夫です。
周りは鎧を着ている人には石を投げます。
鎧を着ているならば、石を当てても痛みが少ないからです。
「攻撃しても大丈夫」
そう判断されてしまうからです。
ならば、裸だったら?
防御力皆無の体に、石を投げる人はそう多くないでしょう。
「危なっかしい」
多くの人はあなたを手助けします。
もちろん、攻撃される可能性はあるかもしれません。
ですが、周りが石をはじいてくれるでしょう。
「素」
いきなり裸になることは難しいです。
ですが、少しずつ少しずつ脱いでいってみてください。
「素」の鏡花水月様になれたら、話題の面でも苦労はあまりないでしょう。
話題は、「流行り」以外にも多くあります。
あなたの身の回りの小さなことでも、相手にとっては興味深い場合が増えます。
必然的に友人もでき、楽しく過ごせるでしょう。
あなたは何があっても「あなた」なのです。
誰がどう言おうとも、あなたが思ったことがあなたの真実なのです。
困難を乗り越えようともがく人は、誰だって強くて美しい。
鏡花水月様の幸せな未来を祈って 五色柱庵 大己貴
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作者名:五色柱 x他2人 | 作成日時:2023年1月11日 20時