あ ページ7
朝、私は日直があったので早く登校する。
ローファーを入れて、上履きを取り出した時だった。
「橘！……さん」
「……木兎さん」
「あっえっと、実は俺も日直で……ね、ちょっと話せない？」
下駄箱にて居合わせたのは、一番会いたくなかった相手。
私は無視して背を向ける。
転校しようか、とまで考えていた時だった。
「待って！……俺、ちゃんと本心から橘のこと聞きたいんだ！
話してくれたら、俺何でもする！もう橘の前に二度と出ないってことも約束するから！！」
「……」
本気、なんだな。
私は、しまったローファーをもう一度取り出し、外に置く。
「……約束ですよ」
「うん！」
私たちは、日直も、学校もさぼることにした。
まず最初に着いたのは、市役所だった。
黙って後ろをついてきてくれる木兎さん。
なんで？って顔をしているけど、前みたいにずかずかとは聞いてこない。
あるところで私は止まる。
梟谷市、──前の地図。
文字がかすれてよく読めない。
「……昔の梟谷市の地図です」
「へー……田んぼと畑しかねえな」
「じゃあ、次向かいます」
「えっ」
これを見ても、思い出さないか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 67人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いすだ(プロフ) - 紫苑さん» コメントありがとうございます！大丈夫です！初見はどうしても「ん？」と思ってしまいますよね。ぜひ内容を見てください〜！ (2022年5月4日 12時) (
レス) id: b562ecc021 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - 間違えました、wごめんなさい。内容読んでなかったので、適当なことを言ってしまって…あ、↓の間違いは見なかったことにしてください、wwwほんとにごめんなさい (2022年5月4日 12時) (レス) id: 1c7bf85d9b (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - あ、すみません、内容四でなく (2022年5月4日 12時) (レス) @page13 id: 1c7bf85d9b (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - あの、雰囲気ぶち壊すんですけど、題名間違ってません？ (2022年5月4日 12時) (レス) id: 1c7bf85d9b (このIDを非表示/違反報告)
蝶華 - 感動しました(＞＜)これからも頑張って下さい！！ (2020年4月29日 18時) (レス) id: 05b32a56ac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
