体育館裏で愚痴をぶちまける。５【青葉城西】

逃走中やってる気分！！ ページ14

3人でとりあえず帰っています。あ、花巻パイセンは家の用事があるみたいで先に帰っちゃったし、国見んはまじで不定期だから分かんない。

松川パイセンは大丈夫か？という顔を私に向けている。

私は海野が前の方を向いた瞬間に首を横に思い切り振った。



「Aさん、道どっちですか？」


『あ、私一度コンビニ寄っていくから…。』


「私も行きます！一静さんはどうですか？」


「じゃあ俺も。(A心配だし…。)」



くそ、このまままっすぐ帰ってくれればいいものの！絶対家だけは特定されたくはない…！

歩きスマホはダメだけど、松川パイセンに物凄い勢いでラインを送る。



Aコンビニに入って私買ったらすぐ出るのでちょっとお喋りしててください!!



そのラインを見た松川パイセンは、「何かおごれよ。」と、口パクでやってきた。はい、おごります。






　









コンビニに入って、とりあえずお菓子を買って、すぐに出る準備はできている。

私の必殺技、ジャージを誰にも見られずにたたむ。の改良版を使う。ごめん、中二病っぽく言っちゃって。

アイスエリアにいる二人。っく、なんであんなに近いんだ…！

私は一人の客に紛れ、さりげなく出て、ダッシュで帰った。

申し訳ない本能でこれは家を特定されるとまずいと思ったんだ！！

ただいマミー！！→←イッラッスットッ15ッ。と、余談。

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