お菓子を上げる（朱桜司） ページ28
〜Knightsレッスン終了後〜
「おつかれ〜、はいスポドリ」
「ありがとうございます！ お姉さま」
「お疲れ様で〜す」
「A〜、俺今日頑張ったから膝枕〜」
「どんとこい！」
「Aちゃん、たくましくなったわねぇ〜」
「ど〜ん♪」
「おっと」
「くまくん？」
「あわわわわ」
「あらぁ〜♪」
「あっ、リッツ、ずるい！ オレも、ぎゅ〜」
「なっ、お二人とも破廉恥です！」
「ねぇ凛月くん。これ膝枕じゃなくて、抱き枕だよね」
「まぁね」
「よしくまくん、王さまも離れようか」
「ぶぅ〜、セっちゃんのけち」
「セナ〜」
「お姉さま、お菓子を食べてもいいですか？」
「いいｙ────」
「だめ」
「瀬名先輩……」
「ふむ、それならいいよ」
「司くん、こっちにきて」
「はい」
「はいあげる」
「ありがとうございま…なぜ上げたんです？」
「なんとなく。じゃあ気を取り直して、はいあげる」
「ふわぁ。ありがと…なんでまた上げるんです？」
「はいかさくんあげる。今日は特別だよぉ？」
「瀬名先輩！ ありがと…なんでお姉さまと同じことをするのです？」
「カロリーが高いから」
「ス〜ちゃん、はいお菓子あげ…」
「凛月先輩のは見た目が嫌です」
「普通のだよ？」
「…！ 本当ですね。ではありがたく…」
「はい上げた」
「司ちゃん」
「スオ〜」
「「はい上げた」」
「皆様ひどいです〜！」
「「「「「「ちゃんと上げるって言ってるよ？」」」」」
「いじわるです！」
〜次の日〜
「はい司、お菓子、あげる」
「ありがとう…」
「はい上げた」
「あっ、司くん」
「なんでしょう」
「にひひ、はいお菓子あげる」
「どうせ、また上げるんでしょう」
「ちゃんと渡すよ？」
「本当ですか？」
「もちろん」
「では、ありがた…」
「はい上げた」
「ひどいです‼」
こうしてお菓子を上げられるという行動は三日間続き、司はお菓子を食べられないショックで5キロやせた。
〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜
こういうこと、身近にありませんでしたか？ あげるといわれ、上げられるということ。何となく司くんで思いついたので、書きました。
この短編集は1ページに一つの話をできるだけ完結させているので、圧倒的ネタ不足なんです。たぶんこの話は面白いとは言えないと思います。もう疲れてるんだな、という広い心で見てください。
そしてリクエストがあるとネタ不足ゆえに優先して書かせていただきます
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あんなとたんか離婚よ離婚(プロフ) - 舞さん» 書いたこと一瞬で忘れてるんでそれこそ短編集みたいになってます……ありがとうございます！ありがとうございます！舞さんのためにただ書く！ (2019年5月23日 0時) (
レス) id: 78e64e2f23 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - あんなとたんか離婚よ離婚さん» 本当に最高ですよ！ 話が1つ1つガラッと変わるから読んでてとても楽しいです！ いつも更新楽しみにしてます！ (2019年5月22日 17時) (レス) id: 88aad47542 (このIDを非表示/違反報告)
あんなとたんか離婚よ離婚(プロフ) - わ！！こんなやつのURLのっけていただいて申し訳ねえ！！でもお褒めの言葉を小説内でありがとうございます！！！ (2019年5月22日 17時) (レス) id: 78e64e2f23 (このIDを非表示/違反報告)
あんなとたんか離婚よ離婚(プロフ) - 舞さん» こちらこそいつも短編集だけでなくほかの作品の更新も楽しみにしてます！ありがとうございます〜！ (2019年5月19日 12時) (レス) id: 78e64e2f23 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - あんなとたんか離婚よ離婚さん» 見ました！ ありがとうございます！ お話の更新楽しみにしてます！ (2019年5月19日 12時) (レス) id: 88aad47542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美園舞 | 作成日時：2019年4月25日 21時
