私、ATMなんで。27 (ページ21)

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CY.BK.DO「「「zzz…」」」

母「A、お風呂空いたわよ～……あら、3人寝ちゃったの？まだ9時過ぎなのに。」

『うん。今日も朝早かったから…』

母「雑魚寝なんて体に悪いわよ。お布団ないの？」

『あるけど…』

母「じゃあ準備してあげなさい。起こすのも可哀想だし、今日はここに泊まってもらえばいいでしょ？明日もお仕事？」

『うん……朝一緒に連れてく。カードに連絡しとかないと。』

母「カード…？それにしても、あなたにこんな優しい友達がたくさんできたなんて、今でも信じられないわ。ギョンちゃん以外にもあなたの側にいてくれる人がいて、ママ安心。」

『別に…頼んだわけじゃないし。こいつらが勝手に寄ってくるんだし。』

母「とか言って、楽しそうにゲームしてたくせに。」

『ゲームは楽しいもん。現実にはできないこといっぱいできるもん。いっぱい人殺せるもん。』

母「え？」

『ママは私のベッドで寝てね。私は今日もお兄ちゃんのベッドで残り香嗅ぎながら寝るから。』

母「………」

『なに？』

母「いいえ…もういいのよ。もう諦めたから…」

『えっ！？お兄ちゃんと結婚してもいいの！？』

母「何の話よ。」

『やっとッ、…やっと私達のこと認めてくれたんだね！！』

母「何も認めてないわただ諦めただけよ。まったく……あなた達は血の繋がった兄妹。結婚なんてできません。これ言うの何回目？」

『ふんっ！結婚できなくても子供は産めるもん！！』

母「怖いこと言わないでくれる！？結婚相手ならもういるじゃない。あなたはギョンちゃんと結婚するの。そして私は可愛いお婿さんと毎日お料理するの。」

『結婚なんてするわけないじゃん。』

母「あらそうなの？ギョンちゃんからはプロポーズしましたって報告受けたけど？」

『はぁ～！？』

母「ママ達嬉しくて、その晩はパパと祝杯あげたんだから！」

『勝手に話進めないでよ！！パパまで…」

母「パパも安心してわよ。ギョンちゃんみたいな良い子が、Aなんかをもらってくれるなんてって。」

『なんかって。』

母「プロポーズ、あなたも断らなかったって聞いたけど？」

『っ、…それは、……でも！まだ結婚するとは言ってないから！ただちょっと、訳あって返事を保留にしてるだけで…』