私、ATMなんで。27 (ページ22)

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母「わけ？…もしかして、他にも気になる子がいるとか？チャニョル君？ベッキョン君？ママはジョンデ君も良い子だと思うな～」

『はぁ！？ありえないから！！なんで私がこんな犬と…ッ！それに！ジョンデちゃんにはもう彼氏いるし！！』

母「チャニョル君とベッキョン君は、あなたの事好いてくれてるんでしょ？こんな良い子達が揃いも揃って見る目ないなんて……は？彼氏？」

『見る目ないって……とにかく！私はお兄ちゃんと結婚したいの！お兄ちゃんが一番好きなの！ママが反対しようが悲しもうが、私はお兄ちゃんと一生添い遂げたいの！！』

母「こんなイケメンに目もくれないなんて、もったいないわね～」

『ママは、お兄ちゃんよりもこいつらの方が良い男だって言うの？』

母「ミンソクだって素敵な子よ！だからこそ、ミンソクにも幸せになってほしいのよ…ミンソクを大事にしてくれる素敵な女の子と結婚して、いつか孫を抱かせてくれたら嬉しいなって。」

『あと少し待ってね。法の改善は進んでるはずだから。私が、お兄ちゃんにそっくりで可愛い孫を産んでみせるからね！』

母「残念ね。あなたは素敵な女の子に部類しないわ。」

『え？』

母「ハァ……早くあなたもお風呂入っちゃいなさい。」

『今はまだダメ。もうすぐお兄ちゃんから電話かかってくるから。』

母「は？」

『イベント終わったらすぐ電話してくれるって約束したもん。お兄ちゃんがいない間私が寂しい思いしないようにって、毎日電話するって約束してくれたもん。』

母「………気持ち悪い。」

『真顔でやめてよ！さっきからママひどい！！』

母「ドン引きよまったく……ママが泊まりに来てるんだから寂しくないでしょ？」

『寂しい。寂しくて死にそう息できない耐えられない。お兄ちゃんまだかな…っ』

母「………ママもう寝るわ。頭痛くなってきた…。あんまりお兄ちゃんにわがまま言っちゃダメよ。あと、お布団ちゃんと出してあげなさい。」

『はーい』

母「どうしてこんな……本当に、どこで育て方を間違えたのか…」

『大丈夫。ママの子供達は真っ当な道を歩んでるよ。自信持って！あ、明日の朝ごはんはママが作ってね！フレンチトースト！晩ごはんもね！！』

母「私が悪いのよ……ハァ。」

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