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第41話 ページ43

あれから、今に至るまでずっとトム君を支えてきた。まあ、主に事務的なことだけど。

ちなみに、トム君の前以外では顔を隠している。

映画のヴォルデモート、もといトム君みたいな黒いローブを着て、フードをかっぽりかぶっている。
それは裏切り者が出た時に、闇払いに気が付かれにようにするためだ。



死喰い人のメンバーも全員分かる。
ああ、原作と違ってきているのだな、と最近よく感じる。でも、結局原作は大きく変えてしまうし少しぐらいならいいか。

死喰い人、といえば最近やっとそう名前が付いた。
名前が付く前は、なんだか不透明で、中途半端だった。
今回、それが改善されたのは名前が付いた、とゆうことだけではなく、闇の印が占めるところも大きい気がする。
闇の印、同時期に私も同じようなものを貰った。
それは、スターチスの花に蛇が絡みついているようなものだった。
その花は、とても懐かしかった。


  「覚えている?この花。」


トム君にとってもそうだったようで、そういった。
もちろんだよ、私はそう答えたが懐かしさとトム君が覚えていてくれたこととで、涙が溢れそうになった。

それと、トム君は私があげた懐中時計の上蓋に同じ印をつけた。
トム君がそこに触れると、腕が徐々に冷たくなっていくらしい。
私は、トム君やっぱり凄い、と思いながらそれを聞いていた。

うん、トム君は、やっぱり頭がいいよ。
私が意味不明な事を言っても、すぐ分かってしまう。

そう、今だって半分はそうだ。


ホグワーツの床に久しぶりに足をつけながら思う。


トム君がダンブルドアのところに行くので半分、レイブンクローのティアラ(偽物)を隠すので半分。原作を変えないようにするための工作だ。

本物のレイブンクロー含め、スリザリン、ハッフルパフのものはホークラックスになっていないので、トム君のコレクションになっている。


少し前を歩いていた、トム君の靴のコツコツ、という音が止まった。


校長室に着いたことは、すぐにわかった。


トム君がノックし、入る。
私も、雪が積もったマフラーを取りながら、緊張し、入る。
マフラーの雪は、体温で溶け少し氷のようになっていた。うわー。
ダンブルドアは、私がいたことに少し驚いたようだ。しかし、昔と同じようにすぐ何かを納得したようだ。


すぐに話は、原作通りに始まった。

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設定タグ:ハリー・ポッター , ヴォルデモート , トム・リドル   
作品ジャンル:恋愛
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テラ(プロフ) - そうですか!寒くなって来ましたしね。 読んでくださり、ありがとうございます! (2015年9月28日 8時) (レス) id: f947faa49f (このIDを非表示/違反報告)
デッデデン - 私も豚汁食べたいです! (2015年9月28日 0時) (レス) id: ddb61e30b9 (このIDを非表示/違反報告)
おおい みすず ∞ - あっコメント、返してくれた!がんばれー (2015年9月15日 23時) (レス) id: c2179327a1 (このIDを非表示/違反報告)
おおい みすず ∞ - オオイ ミスズ (2015年9月15日 21時) (レス) id: c2179327a1 (このIDを非表示/違反報告)
おおい みすず ∞ - 頑張って〜♪いひひ えっーと、まぁ頑張って(パート2) (2015年9月15日 21時) (レス) id: c2179327a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スターチス | 作成日時:2015年7月3日 22時

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