貴方を守りたい [トム・M・リドル] (ページ39)

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第37話ページ39

この小説では、ホークラックスを作った人に、愛を抱いているかどうかで、身に着けた時の感じ方がちがいます。ハリーなどヴォルデモートを嫌っている、など愛とは違う感情を抱いているときは、原作のようになります。しかし、混じりけのない愛を抱いていると、原作とは、真逆の状態になります。

トム君と、私は首席で卒業することが出来た。

私は、トム君に例の２つの物を渡す。

　「ヴォル、これ卒業祝い。」

はい、と、ピアスとホークラックスであるネックレスを渡す。

　「この緑色のはただのピアスだけど、この、もともと翻訳をしてくれていたオレンジ色のネックレスは、私のホークラックスだよ。」

　「そうか、やっと作ったんだね。」

そう言うトム君は嬉しそうだ。
なにを、思ったのか、少し考えたトム君は「ねえ、A、その残っている赤いネックレスを貸してくれないか？」と、言った。

なぜなのか、分からなかったが「うん、いいよ。」と、ｏｋした。

そして、その後、私はトム君と同じところではなく、ボージン.アンド.バークスに近い所へ就職した。
ちなみに、私もトム君と一緒にホグワーツの教師を希望したが、若いという理由で断られた。

ある日、トム君と魔法を使い、協力して建てた家で、休日を満喫していた。
すると、トム君に呼ばれたので、トム君がいる机で向き合い、座る。

トム君が話し始める
　「ネックレスとピアスを渡そうと思ってね。」

そう言ったトム君は、机の上に、赤い石のついている、貸したネックレスと私があげたピアス片方を置いた。

　「どうゆうこと？」

分からなかったので、聞く。

　「このピアスには呪文をかけると会話ができる魔法をかけておいたよ。
だから、僕が片方、Aが片方だな。それで、ネックレスの方は僕のホークラックスだ。」

トム君は詳しく説明してくれたが、ネックレスがホークラックスである、ということに驚いた。

私が、２つも持ってしまっていいのだろうか？

　「いいの？」

　「ああ、Aに持っていてもらったほうが安心できるからな。」

私は、「ありがとう。」と言い、ネックレスを首にかけ、ピアスはトム君が左側につけていたので、右につける。
原作が変わらないように、いろいろ動かなくちゃならないな。

　