第410話 ページ21
私目がけて思いっきり突進してくるペイン。
その瞬間分かった。
あ...私負けるな、これ。
だから私も最後の攻撃に出た。
大丈夫。上手くやれる。
ペインが走り出した瞬間、私はとある印を組んだ。
右手にバチバチと電流が走る。その電気は辺りの水に反応して、私の身体を痺らせた。
...うん。
これなら多分、大丈夫。
「.....ハァ...ハァ.....ッ！！」
「！！よせ！！A！！」
後ろの方からそんなカカシさんの声が聞こえた。
でも私はそんなことはお構い無しに、こちらへ向かってくるペインへと立ち向かっていく。
周りにぼんやりと狼の形をかたどった電流をたずさえて。
ペインに向かって私も走る。
どっちが早いかなんて分かり切っている。
私が向こうよりも早く右腕を突き出したところで、向こうのリーチが長いからそんなこと意味がないってのも分かってる。
...それでもやるしかない。
私は、成し遂げてみせる。
あなたを守ってみせるから。
「...らああッ！！」
「.......」
今日くらいあなたに、命を懸けさせて。
「_______、」
「_____A.....！！」
「____.....ガハッ.....っ.....」
その日、私の体の真ん中に、ぽっかり大きな穴が空いた。
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色葉(プロフ) - 神崎さん» ありがたいお言葉ありがとうございます！嬉しいです！！ご期待に添えられるよう精一杯頑張ります！！ (2019年8月20日 20時) (
レス) id: 213181a4fa (このIDを非表示/違反報告)
神崎 - いつも更新楽しみにしおります！！今回もとても良いところ終わってて、続きが気になります！！更新楽しみにしております！！ (2019年8月20日 14時) (レス) id: 6552b63e3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：色葉 | 作成日時：2019年7月18日 14時
