第324話 ページ5
｢2年半ぶりくらいだってばよ…｣
｢そうだのォ…｣
２日後、私たちは予定通り木の葉の里へと辿りついた。久しぶりの木の葉の雰囲気が懐かしくてたまらない。
しばらく進んだところで、突然ナルトが自身の荷物をその場に置き捨て、電柱へとかけ登っていく。
｢フフン…はしゃぎおって…｣
『まあナルトですし』
｢なっつかしー！！全然変わってねーってばよ！！｣
｢でかくなったな…ナルト｣
｢！｣
｢……！｣
……！！
一年半ぶりに聞いた声、姿、そしてその顔。
｢よっ！｣
｢カカシ先生！！｣
…やっぱり全然変わってない。普通に元気そうで少し安心した。
｢何ィ！お前…こ…これは…｣
…そういうの好きなのも相変わらずで何より……。
すると例のブツの引き渡しが終わったところで、2人が私たちの元へと降りてきた。
｢自来也様、お久しぶりです｣
｢よォカカシ、元気そうだのォ｣
『………』
｢！…よっA…久しぶりだな…｣
『…あっ…うん…』
…あれっ？
｢…？どうした？元気ないな｣
『いやっその別になんというか…ちょっと…』
…私ってこの人と普段どんな風に会話してたっけ！？
えっ何！？何この気まずさって言うか…恥ずかしさ？私何変なとこでコミュ障引き出してんだよ！？いくらなんでもこじらせ過ぎだろ！！そういうのは前の世界に置いてきていいんだよ！！
｢…？というか腹減ったってばよ！！そうだ一楽！！久しぶりに一楽のラーメン食いてーってばよ！！｣
｢全く…お前はそればっかりか…｣
｢よっしゃ！一楽ラーメン直行だってばよ！｣
…いいよなナルト、お前はコミュ障なんて言葉から日本とブラジルまでの距離くらい縁がなさそうで…。
｢アーーー！！｣
『！？なにっ…』
…あっ、やばい。
｢！｣
｢サ…サクラちゃん？｣
｢！！え？ナルトなの！？そ、それに…もしかして……A？｣
『……久しぶり、サクラ…ァ！？』
突如、こちらに猛接近してくるサクラ。一瞬目の錯覚かと思ったわ。
いや、というかそれよりも……！？
｢Aーーーー！！｣
『……！！』
分かる、馬鹿な私でも分かる。このあと私がどうなるのかが。
殴られる！！！
『…っ！』
覚悟を決めて目を瞑った。
でもその瞬間に感じたのは優しい匂いと温もりだった。
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アイ(プロフ) - 色葉さん» ボードでナルトの双子の妹の設定を教えてくださいませんか？ (2020年11月21日 7時) (
レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - エールさん» 逆にその固さが仇となって文章量とか長くなってるのでやっぱり難しいです。笑私もまだまだ未熟者なので…汗どういたしまして〜またいつでもどうぞ！ (2019年1月27日 7時) (レス) id: cefbd53226 (このIDを非表示/違反報告)
エール - なるほどー。でもそれって難しくないですか？やっぱプロの方は違うのかなぁ〜。ありがとうございます！急な質問すいませんでした！！ (2019年1月26日 22時) (レス) id: 53f9709858 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - エールさん» 個人的にはなるべく原作の雰囲気やキャラの性格を崩さないように、リアリティを意識して書いてます！ (2019年1月26日 17時) (レス) id: d811640117 (このIDを非表示/違反報告)
エール - 突然ですが、質問です！カカシ先生の小説を書くにあたって、気を付けている事や意識している事って何ですか？教えて下さい！ (2019年1月25日 21時) (レス) id: 53f9709858 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：色葉 | 作成日時：2018年8月3日 1時
