第345話 ページ26
作戦は失敗した。
裏を読まれたのだ。暁のスパイはやっぱりカブトで、しかも大蛇丸というおまけ付き。
お陰でナルトは暴走するわそのせいでサクラは怪我をするわサイは大蛇丸たちと共にいなくなるわでもうめちゃくちゃだった。
しかし裏を返せば大蛇丸たちについていったサイのおかげで、サスケがいる彼らのアジトが分かったという事だ。
「やっぱりここだったね」
目の前には驚いた顔をしてこちらを見ているサイ。アジトどころか、自分の居場所まで突きつけらることは予想外だったのだろう。ヤマト隊長のしかけた発振器のおかげだ。
「ダンゾウからの命令なんでしょ...ダンゾウは大蛇丸と組んで何かしようとしている...そのパイプ役にアナタが選ばれた...何を企んでるの...？」
「.........」
「大蛇丸と木葉崩しを企ててるね...もう一度...そうだろ？」
場の空気が一気に静寂に包まれる。分かり切っていた回答を彼が口にするまで、そんなに時間は掛からなかった。
「...アナタたちにボクが見つかってしまった時点で、僕の任務は失敗って事になりますね」
それからサイは私たちの意見を肯定した。自分はダンゾウの命令でただ手足として行動しているだけであり、木の葉の人間がどうなろうと関係ないと。
「ボクはダンゾウ様の手足だ。ボクだからボクに何を言っても無意味なんだよは存在しない。」
「だったら...何故その絵本を大事に持ってるの...！？」
でもそれでも...彼にもやっぱり捨てきれない"思い"は存在するということ。
中央の見開きの絵だけ完成していない彼の絵本。サイと、サイのお兄さん...シンとの繋がりを表しているもの。それに触れた途端、サイはめっきり大人しくなってしまった。
一旦外に出て、サイを拘束した私達は再びサスケを探し出す事となった。ナルトとサスケのつながりを頼りに、必ずサスケを連れ戻すとナルトは言った。
...だというのに。
「「『！』」」
...次から次へと邪魔が入るのもこの漫画と特徴か...。
「サイ...その様子からすると君は捕まったようだね...」
またおまえか。
邪魔をしに来たのはもちろんカブト。せっかくいい雰囲気だと言うのに。いい加減にしろ。
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アイ(プロフ) - 色葉さん» ボードでナルトの双子の妹の設定を教えてくださいませんか？ (2020年11月21日 7時) (
レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - エールさん» 逆にその固さが仇となって文章量とか長くなってるのでやっぱり難しいです。笑私もまだまだ未熟者なので…汗どういたしまして〜またいつでもどうぞ！ (2019年1月27日 7時) (レス) id: cefbd53226 (このIDを非表示/違反報告)
エール - なるほどー。でもそれって難しくないですか？やっぱプロの方は違うのかなぁ〜。ありがとうございます！急な質問すいませんでした！！ (2019年1月26日 22時) (レス) id: 53f9709858 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - エールさん» 個人的にはなるべく原作の雰囲気やキャラの性格を崩さないように、リアリティを意識して書いてます！ (2019年1月26日 17時) (レス) id: d811640117 (このIDを非表示/違反報告)
エール - 突然ですが、質問です！カカシ先生の小説を書くにあたって、気を付けている事や意識している事って何ですか？教えて下さい！ (2019年1月25日 21時) (レス) id: 53f9709858 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：色葉 | 作成日時：2018年8月3日 1時
