第332話 ページ13
次の日。いよいよ今日から、新生カカシ班の初任務だ。…もちろんカカシさんは遅刻したが。
まあ何はともあれ、全員が揃ったところで早速任務の受け渡し所へと向かった。しかし…
｢え〜〜〜！！そんな任務ノーサンキューだってばよ…｣
綱手様から言い渡された任務は、相も変わらずしょっぼい任務ばっかだった。
｢あん？なんか文句あんのかコラ！｣
｢す…すみません師匠！私がよく言い聞かせておきますんで！｣
｢三代目のじいちゃんはもっと…全然物分かりが良かったってばよ…｣
｢あァ！なんか言ったか！？｣
｢ちょっ…いい加減にしろ！｣
『………』
怖…どっちも。
｢た…大変です！五代目！！｣
『！』
｢何だ？騒々しい…｣
ホントだよ…今度はなんなんだよもう…
｢砂隠れの風影が"暁"という組織のものに連れ去られたと…たった今連絡がありました！｣
『｢｢！！｣｣』
あ、暁！？暁ってあの暁だよね！？ってか…
『か、風影って…我愛羅の事だよね！？』
｢あぁ…｣
そっか…もうそんな所まで来たんだ…。
｢…これよりカカシ班に改めて任務を言い渡す。直ちに砂隠れの里へ行き状況を把握し木ノ葉へ伝達…その後砂隠れの命に従い彼らを支援しろ｣
｢テマリさんもご一緒でしたか…お待ちしておりました。さぁこちらです！｣
あれから約三日後、私たちはようやく砂へと辿り着いた。砂へ向かう途中、偶然テマリとも合流してそのまま5人でここへ来た。
話を聞くと、やはり我愛羅は暁に連れ去られ、更にはカンクロウも暁と戦ったことによって重傷とのこと。そしてやはり、カンクロウはサクラが診ることになった。
…因みにやっぱりカカシさんは、サクモさんと間違えられてチヨバアさんに喧嘩売られてた。
その後、全員でサクラの治療を見守りながら、私はさっきのことを…サクモさんのことを考えていた。
…カカシさん、この頃はサクモさんのこと、どう思いながらさっきのチヨバアさんの行動見てたんだろうなぁ…。
『………』
｢…気になるか？｣
『えっ……何が？』
｢…"木ノ葉の白い牙"が何なのか｣
『！』
その時私は素直にびっくりした。まさかそっちからその事について触れられるとは思わなかったから。
…私はこの人をよく知っているはずなのに、それでもたまに、この人が何を考えてるのか本当によく分からなくなった。
…それが、私にとって凄く不思議だった。
『…別に。興味ないからいいです』
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アイ(プロフ) - 色葉さん» ボードでナルトの双子の妹の設定を教えてくださいませんか？ (2020年11月21日 7時) (
レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - エールさん» 逆にその固さが仇となって文章量とか長くなってるのでやっぱり難しいです。笑私もまだまだ未熟者なので…汗どういたしまして〜またいつでもどうぞ！ (2019年1月27日 7時) (レス) id: cefbd53226 (このIDを非表示/違反報告)
エール - なるほどー。でもそれって難しくないですか？やっぱプロの方は違うのかなぁ〜。ありがとうございます！急な質問すいませんでした！！ (2019年1月26日 22時) (レス) id: 53f9709858 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - エールさん» 個人的にはなるべく原作の雰囲気やキャラの性格を崩さないように、リアリティを意識して書いてます！ (2019年1月26日 17時) (レス) id: d811640117 (このIDを非表示/違反報告)
エール - 突然ですが、質問です！カカシ先生の小説を書くにあたって、気を付けている事や意識している事って何ですか？教えて下さい！ (2019年1月25日 21時) (レス) id: 53f9709858 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：色葉 | 作成日時：2018年8月3日 1時
