第321話 ページ2
｢カカシ先生！｣
｢ん…？あぁ、サクラじゃないの。どう？綱手様の修行、頑張ってる？｣
｢はい…まあ毎日死にかけてますけど…。ってそうじゃなかった！この書類、綱手様からカカシ先生に渡しておくよう頼まれたんですけど｣
｢あーアレね。はいはい、んじゃ確かに受け取ったから…悪いねサクラ｣
｢いえ！そんなこと……ねぇ、カカシ先生｣
｢んー？｣
｢あの子……A、いつ帰ってくるのかしら…｣
｢…さぁな…そりゃアイツ次第でしょ…｣
｢Aが里を出て、もう一年以上か……にしたってほんっとなんなのよあの手紙！！いくらなんでも急すぎるでしょ！？｣
｢…あーこりゃ随分とお怒りだねぇサクラ｣
｢当たり前よ！！…ったく！！どこで何やってんのよ！！Aのヤツ！！早く戻ってこい馬鹿Aー！！｣
｢………そーだなぁ…ま、あいつなら今頃……なにかに追いかけられてるんじゃないか？｣
｢…え？｣
『死ぬッッッ！！！！！』
木の葉の里を旅立ち、はや1年と半年が過ぎた頃…
『いい加減諦めろやコラ！！てか寒っ！？なんか今寒気した！！』
私は絶賛、何も無い広い砂地で見たこともないような猛獣二匹の獲物にされていた。というか早い、とにかく早いコイツら。
『っもーめんどくさい！！そんなことするヤツらには…こうじゃ！！』
そう吐き捨てて私は起爆札付きのクナイを2本、1匹の体に投げつけた。すると直後に激しい爆発が起きる。
晴れた煙の中には傷だらけで目を白くした1匹の猛獣。しかしその煙の中からもう1匹が私に襲いかかってきた。
『…水遁・水鮫弾！！』
印を組み、術を発動させる。するとたちまち猛獣は私が生み出した、水でできたサメの餌食となり、すぐさまその命を絶った。
『…はぁ…危なかった…自然怖すぎ』
そう言いつつも、私は先程まで生きていた、目の前で倒れている2匹の猛獣に黙祷をささげた。
命を狙われたとはいえ、彼らにも彼らの生活があったと考えると少しだけ罪悪感に襲われた。
…まあかと言ってみすみす殺される訳にもいかないが。
『………』
約束したもんなぁ。
そう思いつつも、首から下げている瓶に目をやる。瓶は相変わらず綺麗な水色の光を放っていた。
…なんで常にこの人のはこんな色なんだろうか…不思議だ。
『…一年半か』
多分、そろそろナルトも木の葉に帰る頃だろう。
『私も1回…帰ろうかな…』
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アイ(プロフ) - 色葉さん» ボードでナルトの双子の妹の設定を教えてくださいませんか？ (2020年11月21日 7時) (
レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - エールさん» 逆にその固さが仇となって文章量とか長くなってるのでやっぱり難しいです。笑私もまだまだ未熟者なので…汗どういたしまして〜またいつでもどうぞ！ (2019年1月27日 7時) (レス) id: cefbd53226 (このIDを非表示/違反報告)
エール - なるほどー。でもそれって難しくないですか？やっぱプロの方は違うのかなぁ〜。ありがとうございます！急な質問すいませんでした！！ (2019年1月26日 22時) (レス) id: 53f9709858 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - エールさん» 個人的にはなるべく原作の雰囲気やキャラの性格を崩さないように、リアリティを意識して書いてます！ (2019年1月26日 17時) (レス) id: d811640117 (このIDを非表示/違反報告)
エール - 突然ですが、質問です！カカシ先生の小説を書くにあたって、気を付けている事や意識している事って何ですか？教えて下さい！ (2019年1月25日 21時) (レス) id: 53f9709858 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：色葉 | 作成日時：2018年8月3日 1時
