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# You side .
今日の紅茶は千羅さんがいるので少しお高めのものを容れてみた。癖がなく、比較的飲みやすいダージリンの紅茶をカップに注ぐ。
千「Aさんって紅茶も詳しいんですね〜。」
『えぇ、そんな事ないですよ。
昔少しだけ勉強した事があるくらいですw
千羅さんは何か趣味…お好きな物とかないんですか?』
千「……強いて言うならば 歌 、とか。」
"歌" ね……。
そういえば友達に音楽関係の職についてる人いたなぁ、名前なんだっけ、なんて。
昔の事だから思い出せない。
私がまだ大学生だった頃に知り合った人。
ああ、もどかしいな、思い出せないなんて。
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少しの間談笑していれば、千羅さんが連絡したと思われるお友達さんがインターフォンを鳴らす。
「すみません、身内が迷惑掛けて……。」
『……志麻、さん?』
「へ……A……?」
千「え、二人知り合いなんですか?」
そこには先程思い出せなかった "志麻" がいた。
この人だ。私のお世話になった大好きな人は。
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お砂糖(プロフ) - マリンさん» 返信遅くなりすみません(;;)ありがとうございます!! (2019年11月17日 23時) (レス) id: b2caf16498 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - 完結お疲れ様でした!他の作品も楽しみにしてます! (2019年11月9日 7時) (レス) id: 6f6628a406 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:a。 | 作成日時:2019年11月4日 3時