検索窓
今日:20 hit、昨日:0 hit、合計:15,421 hit

0 2 . ページ3

,





『えっと、何でしょうか...?』

「すみません、今日ここに初めて来たもので、道に迷ってしまいまして...。良かったらここの部署まで案内してくれへんかなぁと。」




ふわっと笑ってそういう彼は悪い人じゃないな、そう判断し、桃瀬ちゃんを置いて案内する事を決めた。




桃「これも何かの出会いですよ、先輩.......。」



そう言いながらニコッと笑って自分のデスクに向かっていく桃瀬ちゃん。


出会い、ね。




,




「折原千羅です、よろしゅう。」

『えっと折原さん、ですね。
宮園Aです、宜しくお願いしますね。』

千「Aさんって呼んでもええ?
千羅の事も千羅って呼んでいいので。」




社内を歩いているといつもより心做しかザワついているし、視線を感じる。


そりゃそうだ、折原さ.......千羅さんがかなりのイケメンというやつだからだ。



イケメンというか、綺麗というか。

声も通っていて聞きやすく、ふわっとした京都弁が聞いていて心地好い。





千「Aさん、良かったら連絡先交換せぇへん?」

『勿論、良いですよ。』

千「じゃあ、また後で連絡しますね!
案内してくれてありがとうございました!」





手をヒラヒラと振ってくれる千羅さんにぺこりと頭を下げて、その場を後にした。







,

0 3 .→←0 1 .



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
74人がお気に入り
設定タグ:浦島坂田船 , 歌い手 , センラ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:a。 | 作成日時:2019年10月31日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。