このグループ、知り合い居すぎだろ

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A、口悪めです
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ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ

そんな音がして目が覚める
いふの家でしばらくくつろいで家に帰った後に寝落ちしたな…

服がそのままだし、風呂に入った記憶がない
それどころか、夕飯も食べてない気がする

ってか、こんなこと考えてる間も電話なってる…

早く出なきゃ

名前も見ずに通話ボタンを押す

『もしもしぃ…』

「あ、A〜？」

『お兄ちゃん…？どうしたのぉ？』

「もしかして、寝起き？」

『うん……』

「そっかごめんね、手短に話すから」

『…うん』


「今度のライブ、人手不足でスタッフとして手伝ってくれない？」

『ん、いつの？』


「次の次」

『あ〜その日は空いてるから大丈夫〜…』

「本当!?じゃあ、詳細は後で送るから よろしく！」

『ん〜……』

「じゃ、切るね〜」
ﾌﾟﾂｯ ﾂｰﾂｰﾂｰ


うん、今日は仕事休みだし寝よう
あ、でもシャワー浴びるか
──────────────────

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

次は、インターホンの音で目覚めた
気づいたらもう昼頃である

『は〜い』
ｶﾞﾁｬｯ

「あ、A今暇？」

なんか、初兎(はつうさぎ)がおる…。


『何のようだい？初兎(はつうさぎ)さん』

「初兎(しょう)な!?」

『はいはい、で何のようで御座いましょうか』

「いやな、暇なら一緒にゲームでもせーへんかな〜って」


『……暇じゃないので、帰っていただけますでしょうか』

「平日のこの時間に仕事にいってない人って大半は休みやろ」

『…ｳｸﾞｯ』

「ってことで、失礼しま〜す」

『あ、おい!!』

はぁー、本当にこいつは自由人で言うこと聞かん
私、こいつとかに影響受けて一時期めっちゃなまってたんだよな〜
今でもたまになまるけど

ってか、あいつ何で私の家知ってんだ
私教えてねぇぞ


『おい、そこの初兎(はつうさぎ)てめぇ、何で私の家知ってんだよ!!!』

「え？いむくんに聞いた」

バカいむが
なに勝手に人の家教えてんだよ馬鹿たれ


「そうだ、他のメンバーも来れたら来る言うとったで〜」

『ゑ…？』
うるさいやつ…

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