私、ただの管理人です。【YG】2

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世界的スーパーアイドルのユンギに
釣り合うなんて、きっと一生こない。


今でこそ社長だけど、私はただの管理人だし。一般人だし。






でも、




釣り合うような女になりたいとは思う。








『でもいつか・・、いつかね？』



YG「ん？」







『ユンギの婚約者に、なれたらなって・・、なりたいなぁって、、思うの。』





YG「えっ」




『・・・ダメ、かな？』




YG「あの・・えっと・・」




『あっ、ごめっ！何言ってんだろ// 困るよね、急にこんなこと言われても//』





なんか今のプロポーズみたいじゃん





YG「あーいや、困るとかじゃなくて、ビックリした・・」


『だよね、ごめんね。』








YG「・・・」

『・・・』




なんとも言えない雰囲気の中
静かに進む車







なんか、、
色々恥ずかしい・・・


長い間ユンギに会えなくて寂しかったからかな？
コンペがうまくいってハイになってしまってたのかな？

こんなこと勢いで言うことじゃなかったよね・・

















＝＝




YG side



サプライズで帰国した俺たち



チョンさんの情報ではAの会社は結構厳しい立場にあるそうだ。

コンペ相手はあのソンジュンってやつの会社



Aは前に話してくれたとおり、会社を取り戻す作戦を頑張っているらしい。

カトクではやりとりをしてたけど、今社長になってるK食品はかなり大手の会社で、従業員もうちの事務所なんか比にならないくらいいるらしい。





俺の彼女

ヤベェw


カッケェ





そんな会社でも今回のコンペが厳しいなら、

彼氏の俺が、



力になるよ！！








って意気揚々と会議室に登場したけど、










俺、びびった


Aのかっこよさに、びびったわ。







正直主催側の社長は向こうの水産推しだって顔してた。

でも、あの企画、あの説明、あの表情





あぁ、この人社長だ、

そう思った






俺たちなんかの力じゃねぇ、Aの凄さで勝ち取ったコンペだった。










嬉しかった

誇らしかった


俺の彼女凄いだろって






けど、





不安になった

遠い世界に住んでいる人みたいで


俺なんて必要ないって言われる気がして怖くなった
俺の手の届くところにいて欲しいのに




"ユンギの婚約者になれたらな"





ビックリした






まだそんな可愛いこと言ってくれんの？

まだ俺の知ってるAのまま？

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