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一つの間を持って、ノヴァは少し思案したような顔をした後、こくんと一つ頷いた。
「わかった、僕も行こう。
でもローレンス・フレッチャーの居場所はわかっているのか？」
「…それがどこにいるのか…正確なことは。。。多分お爺様のギルバートが知っているはずよ。」
間違いないわと答えるAに、そうかとノヴァは答えた。
しかし、話はそれで終わらなかった。
「そうだな、この先なにがあるかわからないから、二人で何か共通のものを持たないか？」
といきなり提案したのだ。
Aはこの提案に面食らったが、彼がなにを言いたいのかいまいち分かっていなかった。
「どうして急にそんなことを…」
「いや、急にじゃなくてずっと考えていたんだ。
君の話を聞いていると、どうやらハリーポッターとシリウスが関わりを持っている時点で、僕らはハリーポッターの動向を無視するわけにはいかない。
シリウスが関わっている以上、これは絶対に避けては通れない道だ。」
うん、と念押しするように頷く彼に、Aは眉をひそめた。
「話が見えないわね。
どうしてあなたがあったこともないシリウスにそんなにこだわるの？
それとも…何か知ってるの？」
「それは…」
「ねえ前から思っていたけど、あなた。。。自分がブラック家の者である何かを持ってるか、あるいは知っているんじゃないの？」
「…仮にそうだとして君に言う必要性は？」
「私が双子の兄弟なら把握しておきたいわね。
私だって本当にあなたが双子の相手かどうか半信半疑だと言うのに、貴方は出会って時から何か確信していたわ。
言及するだけの材料がなかったから今まで言わなかったけど…シリウスのことだって簡単に理解しすぎだし…なにも知らなくてここまで理解力があったらただの間抜けね。
トロールの方がまだマシだと思うわ。」
ノヴァの反応からあたりだと確信したAは煽る煽る。
しかしノヴァは至って冷静で、そして何より少し困った表情もしていた。
「そうか、いずれ話すつもりではいたけどこの際関係ないね。
実はね。僕のところにクリーチャーっていう屋敷しもべ妖精がやってきたんだ。」
「え、クリーチャーが？」
「うん。彼は僕を追ってきたらしい。
ブラック家の跡を継ぐものとして、僕の容姿と僕の血が必要だと言ってきた。」
いつになく熱のこもったノヴァの言葉に、Aは何か嫌な予感を察知した。
ノヴァの声のトーンはどんどんと上がっていく。
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イライザ(プロフ) - ベルモットさん» ふふ、ありがとうございます。まだ成長しきれない感じが伝わるように書きました。これからどう変わって行くのか、どうか見守っていただけると助かります。 (2019年9月12日 8時) (
レス) id: 546c85bffe (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 本日、引き続き読ませて頂きました。鷹の寮生らしく孤高で他人に頼らずに主体で好み。鷹の石像と会話をする場面も。 (2019年9月12日 7時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
イライザ(プロフ) - ベルモットさん» そうですね、一歩一歩着実に。でも自分の領域は自分なりに守る。そんな考えを残しつつ、主人公が自分のプライドと並行して、何をどう変えて行くのかを伝えられたらと思っていまsy、ありがとうございます。 (2019年9月6日 3時) (レス) id: 546c85bffe (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - まだまだ読み続けているベルモットです。この夢小説は説明文や状況説明など細かく書かれていて、ハリーポッターの世界観が滲み出ていました。鷹の寮生らしく夢主は健気ですね。 (2019年9月5日 23時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
イライザ(プロフ) - crossmarian4272さん» ありがとうございます！更新頻度が少なく申し訳ないのですが、これからも楽しみしていてください。宜しくお願いします。 (2019年8月9日 21時) (レス) id: 546c85bffe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｉｒａｉｚａ | 作者ホームページ：
作成日時：2019年7月29日 22時
