i姫ちゃん 3

ニカちゃんのプチドッキリ裏話 6 ページ23

Aside


ーーー


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って、決意してた数分前の私は何処へやら。








『きゃあーーーー！！何コレ！！
ケーキ、プリン、マカロン、エクレア…』








目の前に広がるのは
食べて食べてーって言ってるスイーツ達。




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ニ「全部好きなだけ食べていいよ。」




『えっ！！いい…の？！』




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目の前のスイーツ達とニカちゃんの顔を交互に見る。




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……ぐっ！

待て、A。


このやり口はみっくんと同じ。


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毎回、毎回これで許しちゃう自分を
毎回、毎回アホだなーって思ってるじゃん。



負けるな、誘惑に負けるな…まけ__








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たよね。








『おいひぃぃぃーー！！！』




許しちゃうよねー。
食べちゃうよねー。








ニ「…それはよかった。
、、ね。1口くらい食べたらダメ？」





『ダメッ！』



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だから、せめてもの私の足掻き。



ニカちゃんは水で我慢してもらうの。


目の前で美味しそうなこの子達を
頬張ってやるんだから！




少しでもこの拷問時間を味わうがいい。




えっえっえっ(笑)





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ニ「…全部声に出てるよ。
不気味な笑い方だな。」





『…黙らっしゃい。』





ニ「そのイチゴ１個だけちょうだいよ。」





『んふふ、じゃあ、あーんして？』





ニ「くれるの？！
あーーん……ってくれないのかよ！」





『ふふふ。
イチゴ甘い〜おいひぃー。』







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.



いつの間にか、私たちに笑顔が戻ってた。





ふふふ、でもやっぱりニカちゃんとは
こうして笑ってたいな。






ニカちゃんの良さは皆を笑顔にしてくれるところだから




.





『仕方ないな。はい、1口だけどうぞ。』



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これからも、皆を笑顔にするニカちゃんでいてね。



★end★

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