i姫ちゃん 3

ニカちゃんのプチドッキリ裏話 5 ページ22

Aside

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藤「なぁ。もうそろそろニカの事許してやれよ。」






『………。』






藤「ね？
俺もそろそろ、Aがニコニコしてるとこ見たいな。」







『太ちゃんにはニコニコしてるもん。』






藤「皆のAでしょ？
ほら、ブー垂れないの。」





『ぶぅー。』








太ちゃんの車で仕事から帰ってる時に
ニカちゃんを許すように宥められる。





車を降りる時も、玄関のドアを開ける時も
全部紳士的リードをしてくれる太ちゃん






どんな親に育てられたらこうなるのか、、




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藤「A？何、ぼーっとしてるの？
早く入りな。」







『え、あぁ。ごめんごめ____「A！」









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ニ「A！出掛けるよ！！」






家に入った瞬間、
手を引っ張られて再び外に立つ私。







『ちょ、ちょ、ちょ！！
なんなの？急に！
私、仕事終わって疲れてるんだけど。』







ニ「うん、だからその疲れ吹っ飛ばしに行く。
…と、この前のお詫びも兼ねて。」








わけの分かんないことをいいながら
今度はニカちゃんの車に押し込まれる。


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太ちゃんの甘い優しい香りとは違って
ニカちゃんらしい爽やかなシトラスの香りが
鼻をかすめる。








性格もやることなすこと
太ちゃんとは真反対のニカちゃん。



…ほんっとにもう。




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どこに連れていくかしらないけど

簡単には許してあげないんだから！！


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