黒子のバスケ短編集【なんでも編】

宮地清志　　俺だけのアイドル ページ6

『……宮地先輩ってほんッッッッッとにアイドル好きですよね……』

何度来てもすごい
壁には宮地先輩の好きなアイドルのポスターで埋め尽くされている
あとはシャツだったり生写真だったりCDだったりとにかくすごすぎる
なんで私もこんな人好きになったんだろうなぁってたまに思うときもある
でも、好きになったからしょうがないよね

宮地「みゆゆは最高なんだ！！」

『………アッソウデスカ、ヨカッタデスネ』

宮地「お前にはみゆゆのよさがわからないのか！？」

『……………すいません、もうコメントしようがありません』

今更だけどなんで宮地先輩は私に告白してきたんだろ
宮地先輩は以外も自分から告白をしてきたのだ
とりあえずOKは出したものの……
趣味がこんなんだったって後から知ると……

宮地「……どうか、したか？」

『……先輩って本当に私のこと好きですか？』

宮地「はぁ？なにいってんの？」

……自分から告ってきたくせになにその態度

宮地「好きにきまってんだろ」

『………え、そうなの？』

宮地「なんだよその反応！」

『だってアイドルに夢中の先輩が普通の女子高校生を好きになりそうにないと思うんですけど』

宮地「………」

宮地先輩は怒ってしまったのか黙り始めた
そして、私に歩み寄り……
抱きしめた

『……あの』

宮地「少しは照れろ！！」

『ごめんなさい……ちょっと頭ついていけなくて……』

宮地「好きじゃない女に何で告んなきゃいけねぇんだよ！」

抱きしめる力が強くなる。
痛くなるほど抱きしめてる

宮地「お前が好きになったから告白したんだよ！！わかったか！！」

『……ごめんなさい先輩…』

宮地「ごめんなさいと思うなら最初から疑うなよ」









宮地「お前は俺だけのアイドルだ。覚えとけ」






『宮地先輩がなんかおかしいことをいいはじめた！』






宮地「うるせッ！！」

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