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後日談 ページ21

後日

まだ意識を取り戻していない中也と同じ病室で寝ているとカーテン越しに聞こえてきた君の声

シャッとカーテンを開ける

太宰「やぁ、この前はどうも」

といつも作らない笑顔で話しかける

A「おう、怪我はだいぶいいのか?」

太宰「お蔭さまでね、そっちの上司は大丈夫?」

A「大丈夫だ、きっと。そんなヤワじゃねぇ。でもこれは返さないと怒られるから」

とポケットから出した先日のチップだか解除キーだか

太宰「私と組めばそんなの必要ないのに」

A「あはは、俺には中也みたいに好き勝手やらせてくれる上司じゃねぇと合わないんでな」


A「なぁー?中也」

と中也の眉間をつんつんとつつく

中也「んー…」

眉間に皺を寄せ鬱陶しそうに目をあける

A「あ、起きた。おはよう」

太宰「うわっ…」

中也「今日は何日だァ?」

A「〇〇日だよ」

中也「だいぶ寝てたな、お陰で筋肉が固まってらぁ」

A「マッサージするよ、あとで」

中也「悪いな」

A「部屋の浴槽にお湯はってあるけど入るなら準備してくるよ、包帯も変えたいし」


中也「あぁ、頼む」

太宰「そこそこ優秀じゃない、ねぇ、私の包帯も変えてよA」

中也「てめぇは自分で変えろ」

A「ごめん、それはまた今度な。中也、立てるか?」

と中也の腕を肩に掛け支えながら持ち上げる

憎まれ口を叩きながらも中也の看病をするA。



私にだってわかった。
それが服従ではなく信頼なのだと。


.................................


中也さんとの絡み!

最高すぎて幸せです。

次はいよいよ探偵社に入社した経緯を順を追って説明して行きます。

是非Aさんをご自分だと思って読んでみてくださいね


................................
+α

半分ほどお湯をはった浴槽に中也をそっと座らせ
自分は着衣のまま石鹸でていねいに洗ってゆく

中也「…てめぇ、異能使ったろ」

A「つ、つかってない」

中也「顔色悪いぞ、軽い脱水症状だろ。多めに水分取れよ」

A「怒んないの?」

中也「任務はてめぇが居なきゃ失敗してた。今回は礼を言う、ありがとな。それと太宰の事も助かった。あのまま死なれちゃ後味悪いからな」


A「…せいぜい感謝しろよ」

と照れたのかふいっとそっぽを向くA

中也「上がったらいい酒でも飲みながら説教だ」

A「えぇ!?さっきまで褒めてたじゃん!」



惚れた編

Fin

ちょっとした謀反→←惚れた瞬間



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玲生奈 - ありがとうございます!えとタメ語で大丈夫です!あとなんて呼んだらいいですか? (2017年11月17日 17時) (レス) id: d58775a0af (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ダチるの大歓迎です!!沢山絡んで下さいな(´ω` ) (2017年11月17日 7時) (レス) id: 92bceec594 (このIDを非表示/違反報告)
玲生奈 - ごめんなさい!私そういうのやっていなくて…ありがとうございます。よかったらお友達になりませんか? (2017年11月16日 23時) (レス) id: d58775a0af (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 玲生奈さん» あら、ボードいけなかった笑、暇なときこちらに書き込んで下さいな、気軽にどうぞー (2017年11月16日 22時) (レス) id: 92bceec594 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 玲生奈さん» コメントありがとうございます!では後ほどボードにお邪魔させていただきますね(´>ω∂`) (2017年11月16日 22時) (レス) id: 92bceec594 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年10月8日 0時

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