112話 ページ16
os side
俺は就寝前に、数日後に提出の書類に取り掛かっていた。
何故かというと、明日はトントンの仕事を手伝うことになっているからである。
rd「...オスマンさん」
突然窓際からそう声がし、心臓が驚きで波打つ。
os「誰や！！ってらっだぁさんやないですか」
バッと振り向けばそこにいたのはAちゃんの元部下であり、運営国総統のらっだぁさん。
俺は月の逆光で表情がはっきりと見えないらっだぁさんに、びっくりしますわ、なんて言えば、
rd「あぁ、驚かしてしまったならすみません。なるべく手短に済ませますんで」
と見知った表情でそう言ってきた。
作り笑い、やな...
そう思っていれば俺に近寄ってきたらっだぁさんから、スッと綺麗なモスグリーンの封筒が渡される。
os「...手紙？Aちゃんのやんな？」
モスグリーンの封筒で手紙を送ってくるなんてAちゃん以外は思いつかず、ほぼ確信に近いものを感じつつも、そう聞く。
rd「えぇ。取り敢えず渡しますね。それで、もう一つの要件なんですが...」
するとらっだぁさんは頷き、そう言うと唐突にブワッと殺気を出してきた。
rd「...早くしろ。じゃなきゃ俺が取る」
一歩一歩確実に踏みしめ近寄ってくる彼は、先ほどとは全く違った声色でそう言う。
何が、なんて言わなくてもわかる。
Aちゃんのことだ。
彼も長らく彼女と過ごしてきている。
os「っ！でもまだ良いって...」
うちのゾムやトントンに負けず劣らずのその殺気に、少し吃りながらもこの前の手紙でAちゃんから聞いたことをそのまま伝える。
まだ良い、って。
Aちゃんの意図はわからなかった。
けど、“良い”って。
rd「じゃあ俺が貰う。無理矢理にでも堕とす」
そう思っていればらっだぁさんは俺の答えに食い気味にそう言ってくる。
堕とす
そう言う彼はとても苦しそうな表情で。
os「アカン！それはアカン！」
俺はそんならっだぁさんに二つの意味を込めてそう言う。
言葉に込めた二つの意味は、
彼が自分でそう言って苦しむのをやめてほしい、
っていう心配。
そして、
Aちゃんは俺のやから、
っていう独占欲。
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ReiHeta(プロフ) - イオさん» 大丈夫です。出来てますよ^^*これからもよろしくお願い致します (2021年3月19日 16時) (
レス) id: bd92c2b39c (このIDを非表示/違反報告)
イオ(プロフ) - ReiHetaさん» 申請ありがとうございます！友達申請のシステムをまだうまく理解していないので、出来ているか不安ですが、宜しくお願いします！！ (2021年3月19日 16時) (レス) id: d37811f059 (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - イオさん» こちらこそよろしくお願い致します。友達申請させていただきます。 (2021年3月19日 13時) (レス) id: bd92c2b39c (このIDを非表示/違反報告)
イオ(プロフ) - ReiHetaさん» 本当ですか！？嬉しいです！！これからもよろしくお願いしますね！！ (2021年3月19日 13時) (レス) id: d37811f059 (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - これから新作出るとの事なので、追いかけます (2021年3月19日 12時) (レス) id: bd92c2b39c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イオ x他1人 | 作成日時：2021年2月23日 9時
