姉弟 ページ6
犬「玉狛??」
『うん、何か強いっぽかった』
犬「へぇ…?そういえば玉狛の噂結構聞くかも」
『え、何??私聞いたことないよそんなの』
犬「そりゃ姉ちゃんは歩いたら自分の話題しか聞こえてこないでしょ〜何か攻撃手の始めの記録で1秒切ったとか、狙撃手の訓練で基地の壁ぶち抜いたとか、風間さんと引き分けたとか」
『……???????』
犬「顔やばいよ〜」
『い……いやいやいや!!おかしいでしょ!!何で訓練も全然してないのに1秒切るわけ!?!そんなこと出来る!?てか壁……壁!?!!?!トリオン量おかしいでしょ!!黒トリガーじゃないんだから!!!!絶対どっちも噂が誇張したんだよ!!!』
犬「ま、おれもそう思うけどね…風間さんのは?」
『ん〜……それがさっき会った男の子なのかなって思った。もし桐絵ちゃんが師匠ならそれくらいの強さでもおかしくない気がするし。前半2つは明らかにおかしいけど。今度風間さんにそれとなーく聞こうかな…』
…でも、確かに……空閑遊真。あの子は他のC級達とは空気感が違った
『…玉狛怖〜……あ、スミ!!明日どうせ3年は行かないんでしょ??』
犬「どうせって何さ、どうせって。まぁそうだけど」
『じゃあ隣町にショッピング行くよ!』
犬「うわ、まさか2人??」
『いや、お姉ちゃんは来ない!私分の荷物持って♡』
犬「はぁ〜…仕方ないなぁ」
『さっすが!!ご飯は私の奢りだ〜!そうだ、辻くんにどら焼き買って行ったら仲良くなれる!?』
犬「多少は…?姉ちゃんは慣れるの時間かかりそうだな〜その顔だし」
『素直に美人と言いなさい!辻くんは可愛くてついからかいたくなるよね〜…絶対やんないけど』
犬「そんなことしたらお淑やかキャラが崩れ落ちちゃうもんね」
『そう!もし素がバレたら私死んじゃうから〜』
犬「……せいぜい守り抜いてよね、死なないように」
『あはは、ホントに死にはしないけど。スミは私の事好きすぎだよ!』
犬「能天気だな〜」
『なんですって!?』
『すーーーみーーー着いたよーーーーー』
犬「んーーー…」
『姉が運転してるのにスヤスヤ寝てるとは…!!その分いっぱい持ってもらわなきゃ!』
犬「昨日夜中に姉ちゃんの愚痴に付き合ったからなんだけどね…??」
『私は元気だし!!!ほら、行くよ〜!!』
犬(…ほんと、ずっとこれくらい気楽に生きたらいいのに)
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m.(プロフ) - 犬飼先輩の姉っていう強ポジ夢小説…めちゃくちゃ好きです(*´꒳`*) 今後の更新も楽しみにしています! (2022年1月28日 1時) (レス) id: 8e0303ce91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミソカツ | 作成日時:2022年1月23日 20時