5話：胸が大きい ページ6
美南は男子女子関係なく注目を集めることがある
それが薄着になる夏の季節だ
Eカップほどもあり、最近また大きくなったのでは？と美南を不安にさせる大きな胸は着ている服が少なくなると尚更目立った
更には髪色や顔立ちのせいも相まって服を着ているはずなのになんだか見てはいけない存在のように扱われていた
美南と同世代でバレー部の2年はもう慣れたが、新1年である侑たちはドギマギしていた
『侑、ドリンク』
体育館は暑く、美南はジャージの上を着ておらず、汗をかいていた
そのせいでブラジャーの形がうっすらとシャツの上から浮き出ていた
胸の大きさのせいで浮き出されていると言っても過言ではないだろう
｢黒崎さん｣
侑はドリンクを飲み終わったあと、耐えきれずに緊張しながらも声をかけた
『何？』
美南は不思議そうに首を傾げる
｢ブラが透けとります｣
『……はー、変態め』
美南は自身の胸を見下ろして少し沈黙したあと、そう言うと端に置いていたジャージを取りに行った
｢なんでや！｣
｢最低やな、ツム｣
隣にいた治は目をグルッと回して言った
｢気づいとって言わんサムよりマシや！｣
｢うるさいわ、変態め｣
｢お前の方が変態やろうが！ムッツリ野郎！｣
2人は喧嘩しながらコートに戻っていく
すると、先輩たちがコート内でコソコソしていた
｢やっぱりいいよな｣
｢黒崎がマネに入ってくれてよかったよな。眼福眼福｣
先輩たちの変態的な、しかし男なら当たり前の発言だったが、なぜか侑と治はムッとした
｢ツム、今日の試合、あの2人とは敵やったよな｣
｢そやで。目的は一緒みたいやな、サム｣
そう言って2人は先輩たちと反対側のコートに入り、まだ美南を見て喋っている先輩2人を睨みつけた
それを見ていた角名はあの先輩2人とチームとか、双子に殺されるのでは？と一抹の不安に駆られた
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あまね(プロフ) - 完結おめでとうございました！久しぶりに見てめちゃキュンさせてもらいました！ありがとう御座います！ (11月18日 0時) (
レス) @page39 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
あい - Eカップは大して珍しくないですよ。 (2023年1月4日 9時) (レス) @page10 id: ab06a6fc10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サンマ | 作成日時：2021年11月21日 18時
