142話 ページ44
A視点
A「良かった……!
よがっだ……!!」
生きてて、良かった……!!
虎杖「……ごめん、心配かけて」
釘崎「全くよ、私達だけならまだしも、責めてAにくらいは言ってあげて良かったでしょ」
虎杖「は、はい」
伏黒「まぁ、何か事情があったんだろ」
釘崎「だとしてもよ!
Aがどれだけ大変だったか!」
伏黒「大丈夫だろ
今までの事がなかったかの様に嬉しそうだしな」
釘崎「……まぁ、Aがいいならいいわよ」
虎杖「大変だったって何があったんだよ?」
A「ううん、何もないよ……
悠仁……
もう、死なないでね゛……!」
虎杖「……あぁ、寂しい思いさせてごめんな」
A「コッチこそ、守れなくてごめん……」
生き返させる事も出来なくて……
虎杖「それは嫌だな
彼女に守られるってカッコ悪いじゃん」
釘崎「Aより弱い癖に何言ってんのよ」
虎杖「いいの!
でもさ、Aからは十分守ってくれたからさ
今度は、俺が守らせてよ
Aの事」
A「!……もう、守ってもらってるよ」
最初に会った時から、今までずっと……
虎杖「じゃあ、更に守る!」
伏黒「お前に出来んのかよ」
虎杖「出来るに決まってんじゃん!
Aとずっと一緒に居たいからさ!」
!ゆ、悠仁……
釘崎「アンタって意外とシスコンよね」
虎杖「?シスコン?」
伏黒「あぁ……」
(釘崎、この2人を兄妹としてしか見てないな、コレは……)
?シスコン?
なんで?
伏黒「気にすんな」
虎杖「?そう?」
A「?分かった?」
真希「お前等、私達も移動するぞ
作戦、立て直しだ」
あ、そっか
悠仁が来る事知らなかったから、悠仁が居ない過程で作戦を作っちゃったから考え直さなきゃいけないんだ
狗巻「いくら!」
パンダ「まぁ、棘の言う通り、良かったな
悠仁が生きてて」
A「!……はい!」
狗巻「高菜!」
パンダ「あぁ、Aはやっぱりそっちの方がしっくりくるな」
A「?そうですか?」
パンダ「分かんねぇなら気にすんな」
真希「置いてくぞ!」
パンダ「今行くー!
ほら、行ってやれよ
彼奴等の所に」
A「……パンダ先輩達もですよ」
パンダ「あぁ……
そうだな」
それで私達は真希先輩達の所に向かった
虎杖「何話してたんだ?」
A「何でもない
悠仁……」
虎杖「ん?」
A「ありがとう」
生き返ってきてくれて
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