140話 ページ42
A視点
確か、3年の西宮桃先輩
情報がないからどんな術式か分からないけど、3年だからそれなりの実力がある筈……
「乙骨が居ないのはいいとしテ、1年3人はハンデが過ぎないカ?」
あれは、
この人も情報がないから術式は分からないけど、見た感じ中に入っている訳ではないっぽい
恐らく、遠隔操作系の術式……
釘崎「ロボだ、ロボが居る!」
野薔薇、今日は結構テンション高いね
「呪術師に歳は関係ないよ」
加茂憲紀先輩
御三家の1つ、加茂家の嫡男
準一級呪術師で、棘先輩と同じ階級……
術式は加茂家相伝の術式、赤血操術
自身の血とそれが付着した物を操る
私が血で術式を出すのと似てるけど、決定的に違うのは加茂家は毎日血を取って輸血パックに入れてる
そして、戦う時に貧血を回避する為にその血を使う
対して、私の術式はその場で血を出さないと使えない
言わば、いつ貧血になってもおかしくない術式
加茂「特に虎杖さんと伏黒君
虎杖さん……と言うよりは鸕宮さんかな?」
A「!なんで……」
その名を……
加茂「御三家なら知ってる情報さ
あぁ、今は君しか生き残りが居ないんだったね
言わば、鸕宮家の末裔」
A「……でも、斑鳩や天若、蛇草かもしれないじゃないですか」
なんで、ピンポイントで鸕宮だと……
加茂「勿論、君が鸕宮家なのも知ってたさ
それに、何100年と継承出来なかった式神を継承出来たんだろう?
しかも、他の家が継承する式神も全て」
!他の人だって知らない情報を、この人は一体、何処まで知ってるの?
この人は、十分注意しておかないと……!
加茂「伏黒君は禪院の血筋だが、宗家より余程出来が良い」
真依「チッ」
加茂「何か?」
真依「別に」
「まぁまぁ、2人共、落ち着いて下さい」
三輪霞先輩
この人も情報がないし術式も分からない
けど、刀を持ってるから多分真希先輩と同じ呪具使い
「はーい、内輪で喧嘩しない
全く、この子等は……」
庵歌姫先生
確か、五条先生の先輩だったよね?
歌姫「で?あの馬鹿は?」
パンダ「悟は遅刻だ」
真希「馬鹿が時間通りに来る訳ねぇだろ」
伏黒「誰も馬鹿が五条先生の事とは言ってませんよ」
馬鹿=五条先生なんだね……
ガタン!
皆んな「「「ん?」」」
なんの音?
五条「おっまた〜!」
あ、五条先生
やっと来た
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