130話 ページ32
A視点
冥冥「？そんなに落ち込んで何か分かったのかい？」
A「強い人や、呪力がそこそこある人に反応して式神達は襲ってくるらしいです……
冥さんが強いのと、私の呪力量、そして私が使ってる式神達が封印されてる霊符が原因だったみたいです」
冥冥「私達が原因か……
となると此処に住んでた人達は襲われず、私達だから襲われたという事だね？」
A「はい……
すみません、私が巻き込んでしまって……」
私の所為で……
冥冥「気にする事はないよ
そう言うのは覚悟して来てたからね
その分のお金もちゃんと五条君から貰ってるから心配ないよ」
……そこはしっかりしてるんだよね、冥さん……
冥冥「取り敢えず、此処から出る方法だけど……
どうしようか……
1番手っ取り早いのは、その式神を祓う事なんだろうけど、その肝心の式神を見た事はないからどうしようか……」
騰蛇、見た目ってどんな感じ？
騰蛇【ぞん゛な゛ごとしな゛くでも、どう゛に゛ができる゛
お゛れ゛のじゅそうを゛じろ゛】
え？なんで？
騰蛇【お゛れ゛のじゅそうを゛ずるこどに゛よっであ゛い゛つら゛は、お゛れにきずくばずだ
ごごに゛い゛だな゛ら、お゛れのそん゛ざい゛も゛じっでい゛る
それ゛に゛、あ゛いづら゛もぞこまでばがじゃな゛い
お゛れのげはい゛がわがれ゛ば、Aがお゛れ゛のけいじょうじゃ゛だと、わがる゛
ぞう゛なれ゛ば、Aど、ぞこの、め゛い゛もおぞわ゛れ゛ない
なん゛かい゛ぎでも、あい゛づら゛は、けばいを゛いづま゛でも゛おぼえ゛でるからな゛】
成る程……
でも、冥さんや周りの被害が……！
騰蛇【ぞれ゛は、げっがい゛にげっごう゛なじゅりょ゛ぐを゛ごめればいい゛
あどは、めい゛がじぶん゛でまも゛る゛だろ】
……分かった……
A「やってみる……！」
冥冥「？一体何を？」
A「冥さん、ちょっと下がってて下さい
どうにか出来る方法が分かったので……！！」
冥冥「……分かった、下がろう」
それで冥さんは私から離れた
冥さんを結界で守らないと
それも、騰蛇の言ってた通りに、結構呪力を込めて……！！
A「七難即滅 七里即星 急急如律令！」
それで冥さんを結界の中にいれた
冥さんはそれに少し驚いただけで動じてない
流石、一級呪術師……！！
私より、冷静で何倍も大人だ……！！
A「幻蛇顕符 騰幻蛇堕 急急如律令！！」
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