86話 ページ37
A視点
ライナー「A、立てるか？」
A「まぁ、一様………」
ライナー「そうか、それじゃあ、ちょっとこっちに来てくれないか？」
？どうしたんだろ………？
A「良いけど………」
それで立ってみたけど、フラフラしてる
それで倒れようとしたらベル君が支えてくれた
A「ベル君………ありがとう」
ベルトルト「いや、Aこそ大丈夫？」
A「大丈夫……」
ライナー「エレン、お前もちょっと良いか？2人に話しがある」
私とエレンに………？
エレン「なんだよ？」
ライナー「俺達は5年前に壁を壊して、人類に攻撃を始めた」
えっ…………？
な、何を言ってるの？
お兄ちゃん………
ライナー「俺が鎧の巨人で此奴が超大型巨人なのさ」
べ、ベル君とお兄ちゃんが…………巨人？
しかもベル君は超大型巨人？
ど、どうしちゃったの？
お兄ちゃん…………？
エレン「はぁ？何言ってんだ？お前」
ベルトルト「何を言ってるんだ、ライナー！」
ライナー「俺達の目的はこの人類全てに消えてもらう事だ。だが、そうする必要はなくなった」
エレン「あ？」
ライナー「エレン、お前が俺達の所に来てくれれば壁を壊したりなんかしなくて良いんだ。分かるだろ？」
エレンが？
ほ、本当にどうしちゃったの？
エレン「いや、待て。全然分かんないぞ！」
ライナー「だから、俺達と一緒に来てくれって言ってんだよ。急な話しですまんが今からだ」
エレン「今から！？何処に行くって言うんだよ！」
ライナー「それは言えん。だが、まぁ、俺達の故郷って奴だな。でも、どうなんだよエレン、A。悪い話しじゃないだろ？一先ず危機が去るんだからよ」
A「お、お兄ちゃん。一体、どうしちゃったの？なんか………変だよ？」
エレン「お前さ、疲れてんだよ！なぁ？ベルトルト。こうなっても可笑しくないくらい大変だったんだろ？」
ベルトルト「あ、あぁ。ライナーは疲れているんだ！」
でも………そうとは思えない………
エレンも何か知っててそれを誤魔化してる感じがする………
もし………もし、本当にベル君とお兄ちゃんが巨人だとしたら…………
今までの事に色々説明がつく………
もしかして………本当に？
エレン「そんな事言われて、俺が『はい、行きます』って頷く訳がねぇだろ」
ライナー「そうか………その通りだよな……何を考えてるんだ。俺は……本当に可笑しくなっちまったのか？」
お兄ちゃん………？
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作者名：りん松 | 作成日時：2019年6月11日 18時
