70話 ページ21
A視点
ベルトルト「別に、Aがこっちじゃなくて別の世界の人でも此処の世界の人でも僕の彼女に変わりはないからさ」
っ………ベル君………
A「…………ありがとう………ベル君……ベル君のお陰で今度は良い夢が見れそうだよ……」
ベルトルト「そっか……それなら良かった」
それで私達は一緒のベッドで眠った………
〜それから数日後〜
私達はウォール・ローゼ南区に向かった
それで、そこで待機という形になった
中で私の隣にベル君とコニーで向かい側にお兄ちゃんとサシャ
ベル君|A|コニー
つ く え
お兄ちゃん|サシャ
って感じに座ってる
…………もう、コニーとサシャの顔が凄い事になってる……
ベル君とお兄ちゃんはチェスをしている………
チェスってルールがよくわかんないから出来ないんだよな〜
…………印を結ぶより難しいと思う…………
コニー「くっそ、何で帰っちゃ駄目なんだよ〜。夜に抜け出してやろうかな……」
……………何て事考えてんの………
サシャ「私何てまともな人間になるまで帰って来るなって言われてるんですよ〜」
………………いや、帰ろうと思わないでしょ………
コニー「俺は、お前みたいなチビに兵士は無理だって言われてた。しかし俺は天才だった。10番内の成績で兵士になった。だから村に帰って見返してやんのさ」
…………まぁ、良いんじゃない？
ライナー「コニー、お前が本気なら協力するぞ」
……………協力するんだ………
コニー「あ？何で？」
ライナー「可笑しいと思わないか。何で私服で待機なんだ。兵団服も着るな、訓練もするなだぞ。さらに疑問なのは上官達の完全武装だ。此処は前線でもねぇ。壁の内側だぜ？何と戦うってんだ」
……………確かにそうだね………
でも、それに意味があるって事じゃないの？
…………よく分かんないけど
コニー「この辺は熊が出るからな」
サシャ「えぇ、熊ですね」
……………いや、熊だけでそんな完全武装するかな？
多分しないと思うんだけど……
それに、熊だけなら対人格闘術でどうにかなるでしょ………
それでサシャが机にうつ伏せの状態になった……
まぁ、確かに暇だしね………
………？この気配………
いや、此処壁の中だし、そんな事があるわけ……
そしたらサシャが急に起きた
サシャ「足音みたいな、地鳴りが聞こえます！」
ま、まさか………本当に此処に？
いや……でも、実際に壁を2回も突破されてるからいつ壁に穴が空いても不思議じゃない……
…………巨人が………この壁の中に入る
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作者名：りん松 | 作成日時：2019年6月11日 18時
