44話 ページ46
A視点
五条「どう?ヒントありそう?」
A「情報という情報は、ほぼほぼ斑鳩家と同じですね」
五条「そっかー
その、斑鳩家について、色々調べるべきみたいだね
でも、まだ調べられる事が此処にあるなら今の内に調べちゃお」
A「はい」
他も、水度坂は斑鳩家と貴人が聞いた限りの情報とほぼ同じ
?人間がケガレにならない様に治療をしていた?
ケガレって事は、呪霊になった人が居たって事
人間が呪霊になる何て事があるの……?
五条「んー、コレとか?
?どうした?」
A「い、いえ……
……人間が呪霊になるなんて事あるんでしょうか」
五条「聞いた事ないけど、書いてあったの?」
A「はい、そうならない様に治療をしていたのが水度坂家らしいです」
五条「!?昔は、そんな事もあったんだね
………呪詛師とは違ったりするのかな?」
A「恐らく」
五条「今はないけど、もしそういう事がまた起こるなら大変だ
その状況にならないのが1番だけど、事例があるなら絶対という保証も出来ない
最悪の事態も想定しておこう」
A「はい」
五条「他には?」
他には……
A「コレと言った情報は」
五条「コレとかは?
結構埃かぶってたし、古そうだけど」
そう言って渡されたのは
……?くも……りん?いん?
何て読むんだろう
取り敢えず、中を読んでみないと
!玄武……!
てことはコレは雲林院家の!
五条「?何て書いてあったの?」
A「雲林院家についてだと思います」
五条「!コレか……!
さっきのが言う通りなら、此処にある家についてはもう全部見つけちゃったかな?」
A「はい、恐らくコレが最後だと」
最後の継承者は、雲林院憲剛
当時の十二……天将?の中で1番守銭奴だった?
どう言う情報……
そういえば、さっきのも十二天将って書かれてた
十二天将……
家は、天将十二家って書かれてた筈……
だとすると、十二天将は、式神を継承した人達の事を指す
……家によって違うのに、何で私は受け継ぐ事が出来たの?
五条「?……何て書いてあるか分からないけど続きは明日
今日はもう遅いから帰ろう
高専からもそこまで近いって訳でもないからね」
A「はい、分かりました
付き合ってくれてありがとうございます」
五条「いいの、いいの!
生徒が悩んでる時は助けるのが役目だからね〜!
いつでも頼りなさいよ」
そう言って五条は優しく頭を撫でてくれた
A「……はい」
それで私達は車に乗り、五条先生に運転してもらって高専に着いた
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