犬系男子・猫系女子 Part.2 [名前変換オリジナル]

#58#　犬 ページ8

A「(人1)…？」


(人1)「え？」


・


昼休み。


誰も居ない保健室のベッドでダラダラしている俺を


カーテンの向こうからAが呼んだ。


・


A「開けるよ？」


(人1)「んー」


・


俺、誰にも言わないでここに来たんだけど


何で分かったの。


・


A「いろんな所探したんだけど」


(人1)「え…」


A「(人3)は、(人1)が居ないって言うだけで探さないし」


(人1)「で、代わりに探してたの？」


A「ブラブラしながらね」


(人1)「ふーん(笑)」


A「何」


(人1)「べっつにー」


・


ゴロゴロしている俺の足元にAが座った。


・


A「元気そうで良かった」


(人1)「心配した？(笑)」


A「そりゃあ、…したよ」


(人1)「ごめーんね(笑)」


・


精神的に疲れてる俺には


抱き締めるAの匂いが、すごく効果的。


・


(人1)「…ちゅーしていぃ？(笑)…」


A「…ヤダよ…」


(人1)「…誰も居ないじゃんか…」


A「…じゃあ何でコソコソ喋、…」


・


まだ動いていた口に、無理やりキスした。

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