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その後、無一郎と律は鬼がいると思われる屋敷に潜入し屋敷の敷地の様子を身を隠しながら見て作戦を立てることにした。


無「鬼の気配が分かりづらい。律の方が感知は得意だよね?どう?」


『それが、建物内にいるにはいるみたいなんだけど少し分かりにくくて…人が多すぎるのかもしれない。』


無「人間が見回りをしてる。人間が鬼に協力して匿ってるのかもしれない。影で糸を引いてるのは鬼なのか人間なのか…。」


屋敷の敷地で人が見回りをしていたり鬼の気配に少し違和感があったり、不可解な点が山ほどある。


『少しややこしい状況になってそうだね。一応鎹鳥を飛ばせて本部に状況を伝えたけど。』


無「ありがとう。とりあえず今は鬼が動き出すまで待たないと状況の判断も確実には出来ない。夕方になるまで待とう。」


『そうだね。夜の方が私の力も本領が発揮される。』


夕方になるまで私達は屋敷周辺の住民達から話を聞き出すことにした。


あの屋敷に住んでいるのは60歳くらいの医者と女の子、そして使用人。


女の子は体が弱くあまり外には出ない。女の子はいつも黒猫のお面を付けているため顔を見た者はいない。


無「ん〜どうする?鬼の気配は確かにするけど誰かが食われた話もないし…流石に不法侵入をするわけには行かないよね。」


『なら正攻法で行くしかないな。』


無「正攻法…?」


律が立てた作戦は至って単純。普通にチャイムを鳴らして普通に訪問して事情を聞くこと。


無一郎は馬鹿なの?!と律を罵ったが結局それ以外にいい案は浮かばなかった。


夕方になりついに訪問の時がやって来た。


無「はぁ…こんなの馬鹿げてる。」


『じゃあもっといい案出してよ!それにもしかしたら炭次郎と禰豆子ちゃんのような深いわけがあるのかもしれないし…』


無「なら人を攫ってるのはおかしくない?もし家族の誰かが鬼になってその鬼を家族が匿ってる。食料の人間を家族が調達している。なんて事だったら最悪、人間ごと始末しないといけないかもしれない。」


『………。』


二人の間に沈黙が流れた。


無一郎の言ったことが本当なら全て辻褄があってしまうからだ。


無「はぁ…ここで止まっててもしょうがないでしょ。行くよ。」


怪しまれないよう刀は羽織の下に隠し二人は屋敷のチャイムを押した。


男性「はい。」


『私達はこの辺りの治安の調査をしに来た者です。少しお話を伺ってもよろしいですか?』

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鮭大根になりたい - 不快に思わせてしまったらすみません。富岡ではなく冨岡だと思うのですが… (2020年5月17日 11時) (レス) id: 9a68fed22a (このIDを非表示/違反報告)
我妻善逸の許嫁 - 柱会議ではなく、柱合会議です怒 (2019年9月12日 16時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
我妻善逸の許嫁 - 鬼滅隊じゃなく鬼殺隊です。怒。 (2019年9月12日 16時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラ系女子 - 炭次郎じゃなくて炭治郎ですよ! (2019年9月8日 19時) (レス) id: 77961f5a40 (このIDを非表示/違反報告)
枝豆 - 炭治郎の名前が「炭次郎」になってますよ! (2019年9月1日 18時) (レス) id: d20d94dd05 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:芹なずな | 作成日時:2019年7月8日 23時

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